SCCクラブラン 激突!赤壁の戦い ぼくらが出会った思い出の場所#1
【エリーゼのために】
梅雨を前にした最後のクラブラン。今回のコースは秋吉の壁が設定してある。
正真正銘の激坂「秋吉の壁」。ある者は力みなぎり、ある者・・・いや殆どの者がその傾斜に恐怖する。
え?お前(マッドマックス)はどっちかだって?・・・何度も言うようだけど、私は坂があったら迂回したい派なんですよ(>_<)
今回はモンティナのインターセプターを借りて参加することにします。そして、いつものように集合場所に向けてクルマを走らせる。朝から天気が良く気持ちいい!
さて、もう少しで集合場所の「下関北運動公園」に到着するぞ。今日はクラブランの前に仕事があるからな。
そして菊川の道の駅の前の信号を右折した直後・・・
「・・・ん?今日の集合場所は東行庵だったような・・・・?」
すっかり集合場所を勘違いしていました(>_<) 直ぐにUターン!危なかった!誰も居ない運動公園で途方に暮れるところだったな・・・。
東行庵に到着すると、既に多くの人達が集まっています!みなさん、麦藁帽子に軍手、草刈り機を装備して、いつでもクラブランに出発できるようです。
「なわけねーだろ!!」
どうやら今日は東行庵の草刈りの日だったようです。
邪魔にならないところにクルマを止めてからインターセプターを降ろしていると、温泉同好会のチームメートであるエリザベスが到着。
今回、マッドマックスに与えられた任務は2つ。①エリザベスの壁クリア、②ワイルドな店「ごとう」でワイルドに食べる、である。
エリザベスは以前、勇敢にも秋吉の壁に立ち向かったのだが・・・善戦するも途中で砕け散ってしまったのだ。エリザベスの秋吉の壁へのリターンマッチに協力するために、温泉同好会随一のバイク所有台数を誇る「メカニックアドバイザー」マッドマックスが指示したアドバイスは正攻法だ。
「予算の許す範囲で最高のホイール、タイヤ、チューブ、スプロケに交換する」
指示通りの機材は購入してあり集合場所に持ってきている。既にタイヤ、チューブは装着済みであったので、スプロケを取り付ければ・・・はい!お終い!(^O^)
私のオススメした機材は全てレース用であるが、ランニング&トレイルランで鍛えているエリザベスならきっと乗りこなすことができるだろう。
そしてクラブランは、暗雲立ち込める空のもと、静かにスタートしたのである・・・。