【ケープコッド編#6】 永遠の悪夢
【ラビリンス】
夢
夢を見ている
終わりのない夢
-暗闇-
・・・・・・・・天井・・・・・・・?
・・・どこかの天井が見える・・・・・・・・
・・・・・・ここはどこだったかな?・・・・
私は仰向けになって天井を見上げていた。
あれは点滴?・・・腕にチューブが繋がっている
私はどうなっているんだ?
自分の状態を確認しようと起き上がろうとする。
しかし・・・動くことができない。上半身を起こすこともできないようだ。
どうやら自分の身体に何かが起こっているらしい。
でも急がないと・・・あれ?何を急いでいるんだったかな・・・?
・・・誰かに会いに行くところだったような・・・そんな気がする・・・大切な何か・・・
頬に伝わるもの・・・涙?泣いている・・・?何故?
とりあえず・・・帰らないと・・・でも、どこへ帰ればいいんだったかな?
私は・・・・私は誰だったかな?確か名前があったような・・・そんな気がするんだ。
私「・・・そのうち思い出すだろう・・・きっと」
-暗闇-