マッドマックスと行こう! 志高湖編#2
【恐怖のトレイルラン】
何事も無く別府に到着。
高速道路から一般道に入って、山へ向かう。
珍しい形の雲が見れましたよ~。
わかり難いですが、ロープウェイが山頂へ続いています。それにしてもこの山は急勾配ですね。
このガソリンスタンド、一見普通に見えますが・・・よく見ると店舗の中にお酒の販売所が設置されています。
駐車場に到着。トランクから今日のトレイルラン用の装備を降ろして装備します。私は初参加ということでザックもトレイル用シューズも持っていません!というわけで、自宅に転がっていたウェストポーチとジョギング用シューズで挑みます!
マックス以外は全員ザックを背負っています。しかもこのザックにはチューブが備え付けてあり、走りながら給水できると言う優れものなの!それに皆さんトレイルラン用のシューズを使っています。
トレイルラン開始前、全員元気な時の集合写真です。
ヒルクライムと虫刺されで脚の調子が悪いこと、トレイルラン用の装備を持っていないこと、初参加ということ・・・これらの要素からはマックスの未来には不安しか導き出すことができない。
しかし・・・能天気なマッドマックスはこの時気付いていなかった。
調子に乗ってポーズしている彼の身に、これから何が起こるかを・・・
できることなら・・・この時のマックスに忠告してあげたいが、それはできない相談だ。
天の声「マックス、無茶しやがって・・・」
地図と矢印を頼りに走り始める一同。この矢印が奇妙な形をしているため、どっちに進むべきなのかがよくわからないことが多々ありました(笑)
一人分または二人分の幅のトレイルが交互にやってきます。落ち葉、石、枝、泥濘があって思うようにペースがあがりません。しかも、序盤はアップダウンもあり、かなりハードなトレイルランになりました。
クマ避けのベルを持ってきている参加者も居て助かりました。山の中にはあちこちに猪避けの柵や捕獲用の檻が設置されています。時折、山の奥では大きな動物が動くような音が聞こえてきます。
木陰のため涼しいのですが、走っているとやはり暑くなります。皆さんこまめに給水しているようですが、マックスにはザックがないため、給水の度にウェストポーチからペットボトルを取り出して飲んでいます。
マックス「こりゃ、ザックが必要だな・・・」
残念!!いまさら気付いても遅いぞマックス(笑)
と、装備の甘さを後悔するマックスの目の前で突然それは起きた。
マックスの前を走っていたジュリエットが、泥濘に足をとられて転倒したのである。地面の窪みに雨水が溜まっていたようだが、その上に落ち葉や枝などが覆い被さっていたため、泥濘に気づかなかったようだ。
幸いなことに怪我もなく、直ぐに立ち上がって復帰するジュリエット。
トレイルランはアスファルトと違って、路面の状態を良く見ながら走る必要があるので油断できない。
マックス「つ、次は俺の番か・・・」
完全に怖気づいたマッドマックスの運命は?