アイツが天国から還ってきた 夢幻のマッドマックス Millennium編

The goal of all life is death. 凄惨な事故による心肺停止状態から仮初めの命を与えられ、アイツが天国から還ってきた。アイツは夢か幻か?だがアイツは残り少ない時間を自ら削って死に急ぐ。これはアイツの命が燃え尽きて灰になるまでの記録である。この命の終焉の刻まであと僅か・・・全ては時の中に・・・

マッドマックスと行こう! 秋吉台キャンプ編#5

【落車したマッドマックス・・・辺り一面血の海に!?】

マックス「・・・これは折れているな・・・」
 どう見ても完全に折れているようだ。

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 雨の中を先行するAチーム。交通量の少ない裏道へ入るために、その入り口付近で他チームを待つことにしたのですが、そこで悲劇が・・・。
 裏道に入ってから、その入り口で他チームの人を誘導しようとしてUターンした時のこと。バンクさせ過ぎたためにリアタイヤがスリップして右側に落車してしまったのだ・・・。
 この時は直ぐに立ち上がることができたのでなんともないと思ったのだ。
 
と こ ろ が だ!!
 
 ペダルを回すとガリガリと音がしてチェーンが外れてしまった・・・。
 よく見るとRディレイラーがチェーンにぶら下がっている。そう・・・ディレイラーハンガーが居れたのだ。
 チェーン切りがあればギア固定で走れるのだが、残念なことに今は誰も持ち合わせがない。

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 途方に暮れるマックス・・・。そこにこの先の自動車販売・修理会社で道具を借りて修理することが提案される。
 Aチームの人に引っ張ってもらって自動車会社へ到着。そこで理由を説明してモンキーレンチを借りることになりました。
 チェーンの一コマが曲がってしまっているのでまずは元に戻すことに。
 その後、Rディレイラーをチェーンステーの中間に固定することになりました。この作業は自動車会社の人がやってくれたのですが、その修理の手際からロードバイクの構造を完全に理解しているように見えます。
 聞いてみると、実家は自転車屋さんということでした。試行錯誤の結果、インシュロックをいくつも繋げてからRディレイラーをなんとかチェーンステーに固定することができました!
 こんな素晴らしい修理をして頂いたので修理代金を支払わせて欲しいと申し出たのですが断られてしまいました。でもそれでは気が済まないということで、半ば強引に受け取ってもらいました(笑)ありがとうございました!このご恩は忘れません!
 アウター&ギア固定でなんとか進むことができるようになったので、そのままリフレッシュパークへ向かうことになりました。
 ただし!その途中には、あの「雲雀峠」が待ち構えています。
 アウター&スプロケ中央付近で固定されているこのクロスバイクでこの雲雀峠を上ることになろうとは・・・しかも、チェーンが1コマ捻じれているので、チェーン1周毎に自動的にギアがアップ&ダウンを繰り返すという現象が・・・。
 
マックス「やれやれだぜ・・・」
 
 というわけで、グダグダ言っても峠は動かないので粛々とダンシングで登ることにしました。
 トルクをかけると「ガチャン!!!」と嫌な音が聞こええます・・・スプロケでチェーンが暴れいるのです(涙)
 結局、雲雀峠はチェーンをガッチャン、ガッチャンさせながらオールダンシングで強引に突破しました・・・何この修行・・・何このダンシング強化合宿・・・。

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 マッドマックスはダンシングレベルが上がった。
 スキル「ブレイク・ダンシング」を覚えた。