アイツが天国から還ってきた 夢幻のマッドマックス Millennium編

The goal of all life is death. 凄惨な事故による心肺停止状態から仮初めの命を与えられ、アイツが天国から還ってきた。アイツは夢か幻か?だがアイツは残り少ない時間を自ら削って死に急ぐ。これはアイツの命が燃え尽きて灰になるまでの記録である。この命の終焉の刻まであと僅か・・・全ては時の中に・・・

射手座A*に魅かれて #3

超大質量ブラックホール射手座A*の正体とは?】

 誰もが知っている名言「ポチッとな」

 この台詞でニヤリとしてしまう人はある年齢層に限定されると言って良いだろう。この台詞はアニメ「ヤッターマン」の悪役ボヤッキーがボタンを押すときに使っていた台詞なのだ。

 因みにヤッターマンとはタイムボカンシリーズの2作目で・・・いや、話がとんでもない方向に進んでしまうので今日はここまでにしておこう。

 ヤッターマンについて詳しく知りたい人はコメントください。気が向いたらブログで詳しく解説します。

 

マックス「まだかな?まだかな?まだかな?学〇のおばちゃんまだかな?

モンティナ「古いぞ、マックス。良い子の皆さんはそんなフレーズ知らないからな」

 前回のラストでマックスがポチッたブツが未だ届いていない。

モンティナ「ところで、結局どれを注文したんだ?フレームセットか?」

マックス「いや、完成車にしておいたよ。ブラック・パーシュートスペシャルからコンポを移し替えする方法もあるけど、あれはあのまま残しておきたいんだ。」

モンティナ「やれやれ・・・自転車が増える一方だな。買うなら一台処分してから・・・とかにした方がいいぞ」

マックス「それをすてるなんてとんでもない!」

モンティナ「だから古すぎると言ってんだろ!!!」

 それをすてるなんてとんでもない!とは、ドラゴンクエストシリーズで重要なアイテムを捨てようとすると出てくるシステムメッセージである。

ピーーーンポーーーーン♪

マックス「来たか!?来たのか?」

 バイクにも乗らずに玄関までゴールスプリントするマックス

配達員「えっと、マッドマックスさんに荷物が届いてます」

荷物を受け取るマックス。

モンティナ「どうした?バイクが届いたんじゃないのか?」

マックス「違ったよ。小包が2つ届いたんだけど・・・」

モンティナ「ん?ああ、それは俺が注文したんだ。お前のニューマシンの強化パーツだよ」

マックス「強化パーツ?いったい何を買ったんだ?」

モンティナ「お前のバイクが届いたら教えてやるよ」

マックス「ケチだなぁ~。まあ、楽しみはとっておくか」

ピーーーンポーーーーン♪

モンティナ「また誰か来たみたいだな、今度は俺が行ってくるよ」

マックス「ああ、頼む」

モンティナが玄関へと向かって行く。

マックス「この小包2つが気になる・・・何が入っているんだ?こっそり開けてみようか・・・」

マックスが小包に手をかけた。

モンティナ「マックス」

マックス「あ!いや、何でもないんだ!気のせいだ!何もしてないぞ!まだ!」

モンティナ「・・・お前宛に外国から荷物が届いているぞ」

玄関の方を指差すモンティナ。

マックス「わお!!!やったね!こいつをまっていたんだ!!」