アイツが天国から還ってきた 夢幻のマッドマックス Millennium編

The goal of all life is death. 凄惨な事故による心肺停止状態から仮初めの命を与えられ、アイツが天国から還ってきた。アイツは夢か幻か?だがアイツは残り少ない時間を自ら削って死に急ぐ。これはアイツの命が燃え尽きて灰になるまでの記録である。この命の終焉の刻まであと僅か・・・全ては時の中に・・・

もみのきサイクル耐久レース#9 うさぎさんとペリカンさん

うさぎさんとペリカンさん

ホームストレートを上りながらいろいろ考えているとピットからの応援が聞こえてきた。

ピットを見ると、そこには山口県から参加したうさぎさんチームの青いジャージ姿が!

うさぎさんチーム「頑張れ!マッドマックス!!」

マッドマックス「ありがとう!うさぎさん!!」

うさぎさんチームの皆さんとはいろいろなレースやイベントで一緒に走っており、今日は240分クラスにチームで出場するのだ。

広島まで来て同じ山口県チームから応援されるとは思わなかった。嬉しくて涙が出そうだ。

そして、ホームストレートが終わりに近づく頃。またしても私を応援してくれる声が聞こえてきた。

あれは!同じく山口県から参加したペリカンさんチームのピンクジャージだ!!

ペリカンさんチーム「マッドマックス!頑張れ!!!」

マッドマックス「おお!ペリカンさん!ありがとう!!」

ペリカンさんチームの皆さんとも、いろいろなレースやイベントでご一緒させて頂いています。

ペリカンさんチームも、この後の240分クラスにチームで出場するのだ。ありがとう!ぺりかんさんチームのみなさん!

2つのチームの声援を受けたことで作戦が決まった。

ホームストレートが終わって長い上り坂に入る5人。

ここまでは何も動きはなかったのだが、ここで私が全力ダンシングで先頭に躍り出る!

他の4人に緊張が走り、すぐに追いかけてくる!

 

だが!ここで私は引き離しにかからずにペースダウンして集団を再形成する。

今の行動で私が90分クラスであり、「これから仕掛けるぞ」という意思は伝わったはずだ。

そして集団のまま最高地点まで行く。最高地点には単独で走っている人が居り、イン側が空いている。

マックス「いくぜ!!」

単独走行している人のイン側をついて勝負に出るマッドマックス!

 

と こ ろ が だ!!

 

ガツッッ!!!!!

 

アウト側を走行している人が居るため、必要以上にバンクさせてインをついて、しかも逃げるために全力でペダルを回していたため、盛大に右ペダルが地面に接触してしまったのだ!!!!