スカーフェイスと愉快な仲間達 鍋パーティー編 もう俺が主人公でいいよな?
窓辺に一人で頬杖をついて外を眺める
窓の外は雨
昨日から降り出した雨が今も降り続いている
昔から雨は嫌いではない
むしろ雨の日は好きだ
雨音を聞いていると不思議と心が安らぐ
だから嫌いではない
トントン
そんなとき、ドアをノックして誰かが入ってくる。
スカーフェイス「外を眺めていたのか。降りはどうだ?」
マッドマックス「土砂降りだな」
スカーフェイス「そうか。週末のサイクルイベントは中止だな」
マッドマックス「ああ・・・そうだな。というわけで今日は大人しくしとこう」
スカーフェイス「雨の中を突っ走るのも悪くはないが、この時期風邪ひくからな。バイクの整備でもするか・・・じゃあな」
片手を上げて立ち去ろうとするスカーフェイス
マッドマックス「・・・スカーフェイス、暇ならお前も来ないか?」
スカーフェイス「ん?暇だが・・・どこに行くんだ?」
マッドマックス「フフフ、良いとこ!良いとこ!」
ニヤニヤしながらスカーフェイスの肩を叩く。
スカーフェイス「なんか企んでるのか?まあいいさ」
マッドマックス「俺を信じろって・・・あれ?着信があったのか、気が付かなかったな・・・誰からだろう?」
発信者氏名:モンティナ
数時間後・・・雨は降り続いている
某お店の前には既に他のメンバーが集合していた。
スカーフェイス「あれ?あいつらなんでこんなところに?」
マッドマックス「今日はみんなで鍋を食べることになってるんだ」
スカーフェイス「そうだったのか!皆で俺に鍋を奢ってくれるんだな?」
マッドマックス「いや、割り勘だ」
傘をさして待っているのはクライシス、フルクラー、ウォルター、デイジーだ。
デイジー「マックスさん!待ってましたよ~!あれ?スカーフェイスさんも居る!」
スカーフェイス「よう!デイジー!また会ったな!」
マッドマックス「成り行きでスカーフェイスも誘ったんだよ」
ウォルター「雨も降ってるしとりあえずお店に入ろう」
フルクラー「鍋が待ってるよ~♪」
このお店を選んだのはデイジーだ。どんな鍋が出てくる皆楽しみにしている。
今日はクライシスとウォルターは列車、フルクラー、デイジー、マッドマックスがクルマなのだ。というわけで、アルコールが飲めるのはクライシスとウォルターのみ。
デイジー「皆さん飲み物決まりましたか?」
マッドマックス「生ビールの人は・・・クライシスとウォルターと私の3人ね」
デイジー「え?思いっきりクルマで来てたのでお酒はダメですよ(笑)」
マッドマックス「あああ!そうだった!危ない!飲酒運転になってしまうw」
スカーフェイス「あっはははははは、既に酔ってるなwww」
というわけで、ノンアルコール&ソフトドリンクを注文することに。
スカーフェイス「今日の鍋は鶏鍋だな!食うぞ!!」
フルクラー「まった!まだ生ですよ!」
マッドマックス「お前も既に酔っているようだな~スカーフェイスww」
サラダや鶏のから揚げ等が運ばれてくる。
デイジー「私が取り分けますよ!皆さん嫌いな物とかありませんか?」
マッドマックス「好き嫌いはないよ!何でも食べられるさ!!皿まで残さずに食べるよ!!」
デイジー「へぇ~、皿を食べられるんですか?本当に?」
マッドマックス「え・・・?」
デイジーがジーーーーっとマックスを見る
デイジー「皿、食べられるんですか?」
マッドマックス「あはは・・・ワタクシ、多少嘘をついていました。皿は食べられません!」
スカーフェイス「イッヒヒヒヒ、お前なら皿でも食えそうだけどなwww」
マッドマックス「それはコッチの台詞だと思うが」
マッドマックス「そういえば・・・デイジー今日は仕事お疲れさま」
デイジー「本当、今日は大変でしたよ!一人であれだけの仕事をやらされ、その後さらに仕事が舞い込んで・・・」
スカーフェイス「仕事の鬼だな!イキロよ!デイジー」
スカーフェイス「もう鍋いけるんじゃねーか?俺、食ってみるわ」
鶏鍋を取り皿に入れて食べ始める。
スカーフェイス「美味い!この鍋美味いぞ!!」
皆が争うように鍋を食べ始める。とても美味しい味付けでいくらでも食べられそうだ。
鍋を食べ終わったら最後の〆にうどんを投入!
グツグツ煮てから頂きます!
デザートはアイスクリームでしたが写真を撮るのを忘れてしまいました(笑)