ファーストコンタクト TEAM-O#1 【モンスターとの遭遇】
先週のクリテリウムでの落車による怪我が未だ完治していないマックス。そこでスカーフェイスが代わりにTEAM-Oとの合同ライドに参加すると言い出したのだが・・・
マックス「未だ包帯はとれないが、なんとかライドは出来そうだ」
スカーフェイス「無理しなくてもいいんだぜ?俺が出てやるって言ってるんだからさ」
マックス「お前を野放しにすると辺り一面焼け野原になるからダメだ
」
マックス「むか~し、むかしのそのまた昔からさ」
というわけで合同ライド当日。某集合場所に集まるODKとTEAM-Oの参加者達。その中には右腕に包帯を巻いたマックスとスカーフェイスの姿もあった。
いつになく緊張している様子のODK代表ブルベンから合同ライドの説明が行われたあと、ライドの準備をする参加者達。ライド開始までの間、予期せぬアクシデント?があっていろいろ振り回されましたがなんとか解決したようです。
ブルベン「先日、自己申告して頂いたこのコースでの予想アベレージでチーム編成してあります。早い順にA~Dチームとし、各チームには案内&サポートとしてODKのメンバーを加えていますので宜しくお願いします。」
参加者が多いので、4つのチームに分けて3分毎に出発するようです。Aチームには、ODKからはマックス、青いデローザ乗りのワイルダー、おまけのスカーフェイス、TEAM-OからはTREK乗りのローズマリー、KUOTA乗りのポパイが参加します。
ブルベンからの情報によると、Aチームに参加するTEAM-Oのローズマリーとポパイは、過酷なブルベで鍛え上げられた化け物の様な人であり、これに対応するためマックスもレース専用バイクであるKOGA A-LIMITEDを使用して全開走行するようにというチームオーダーが出ていたのです。
スカーフェイス「あれ?今日は珍しくKOGAを使うんだな。あまりにも使用率が低くてチームメートからは既に幻のバイク的な存在になってるぞ」
マックス「まあな。話せば長くなるんだが・・・」
レース以外のイベントにKOGAを使用したことは今まで一度もありませんでしたが、化け物が相手ではこのくらいの装備をしていかないと危険です。さらに、それだけでは不十分だと判断したマックスは、高性能なフルカーボンのフロントフォークをポチって、ライドまでに交換を済ませていたのであった。
マックス「備えあればなんとやらだ。腕の怪我が完治してないからとても全開走行はできないが・・・その分は機材でカバーするしかないな」
スカーフェイス「今日はスタンプラリーと言う名のポタリングだろ?なんでそんなものまで装備する必要があるんだ?俺には理解できん。それにだ。そこまでやっておきながら何故鉄下駄ホイールのR11を装備しているのかも理解できん」
マックス「実は・・・決戦用ホイールに履き替えさせるのを忘れてたんだテヘッ♡」
そこにTEAM-Oのジャージを着た2人がやってきました。
ローズマリー「ローズマリーです。今日はよろしくお願いします!」
ポパイ「TEAM-Oのポパイです。よろしくお願いします。」
マックス「ODKのマックスです。こちらはワイルダー、あっちはスカーフェイスです。今日は宜しくお願いします」
爽やかに挨拶するローズマリーとポパイに、若干ビビッているマックスであった。
果たしてマックスは無事に先導することができるのか?それとも再び落車して今度こそ入院することになるのか?
つづくぜ!