違いのわかる男 スカーフェイス 【あなたはH3Sに入っていますか?】
俺はスカーフェイス
自他共に認める違いのわかる男だ。
どのくらい違いがわかるかと言うとだな・・・
俺の好物のブラックコーヒーにこっそりと角砂糖を3つ以上入れたら気づくかもしれないくらい違いのわかる男だ。
角砂糖2個まではサッパリ違いはわからんがな。
そして目玉焼きには拘りの刺身醤油をかけて食べることに命をかけている。
目玉焼きに、ソースやマヨネーズ、塩コショウそして普通の醤油を使うなど邪道だ。異論は認めない。
そう・・・認めたくないものだな。自分自身の若さ故の過ちというものを・・・
因みに俺のイメージカラーは真紅だからそこのところ夜露死苦!。どうでもいいが、モンティナは漆黒で、マックスは灰だ。
通行人A「何あの人・・・独りでぶつぶつ呟いて・・・怖い」
通行人B「しっ!!見ちゃだめよ!!」
スカーフェイス「おっと、ついつい考え事を口に出してしまったようだな」
どこぞの路地裏をあてもなく一人で歩いているスカーフェイス。
スカーフェイス「しかし・・・世の中平和だな。こう平和だと刺激がなくてつまらん。どっかからテポドンでも飛んでこねーかな」
さらりと物騒なことを言う。
スカーフェイス「しかし・・・暇だ。暇で暇でヒマワリでも育てたくなるほど暇だ。こんなときはマックスでも冷やかしにいくに限るな」
暇つぶしにマックス宅へ向かうスカーフェイス。その途中で、いろいろアクシデントがあったが説明が面倒なので省略する。
スカーフェイス「マックス宅は未だに良くわからないぜ。自宅をガレージに改造したのか、ガレージを改造して住んでいるのか・・・いったいどっちなんだ?」
と、謎の独り言で周囲の通行人をビビらせているとマックス宅に到着。
スカーフェイス「おーい、マックス!生きてるか?暇つぶしにきてやったぞ」
マックス「残念ながら未だ生きてるよ。ったく何しに来たんだよ?」
スカーフェイス「ヒツマブシ・・・は、最近食ってないな。じゃあなくて、暇つぶしだ」
マックス「おれは今忙しいんだ」
スカーフェイス「何が忙しい?」
マックス「お前を追い返す理由を考えるのに忙しいんだよ」
スカーフェイス「ちょっと何言ってんのかわかんねーけど・・・俺さニューマシンが欲しいんだ」
マックス「何を突然いいだすかと思えば・・・欲しいなら遠慮せずに買えよ」
スカーフェイス「金が無い!」
マックス「・・・俺に貸せと?」
スカーフェイス「そのうち気が向いたら返すかもしれないからさ。貸してくれよ」
マックス「どうやって返す気だ?お前仕事してないだろ」
スカーフェイス「失礼な。ちゃんと働いているぞ」
マックス「何をやってるんだ?」
スカーフェイス「H3Sで働いているんだ。」
マックス「ん?どんな仕事だ?」
スカーフェイス「何だ、今話題のH3Sを知らないのか?Home self security system 簡単に言うとだな、自宅警備員ってやつだ」
マックス「働けえぇぇぇーーーー!!!!」
スカーフェイス「最近は宅外派遣もやってるんだぞ」
マックス「同じことだ!!いいから就職しろ!働け!労働しろ!」
自宅警備員やっててどうやって生活しているのか激しく謎である。
しかし、世の中には知らなかった方が幸せな場合もあるのだ。
マックス「まあ、予算は置いておくとしてどんなバイクが欲しいんだ?」
スカーフェイス「ダウンヒル用のマシンが欲しいんだ。全速力で落ちるように山から駆け下りる!自宅警備員の浪漫だよな!」
自宅警備員とダウンヒルにいったいどんな関係があるのだろうか。
マックス「つまり、MTBやファットバイク等のオフロード系が欲しいと?」
スカーフェイス「ついでに、水陸両用で腕が伸びると最高なんだけどな」
マックス「ゴッグかよ!!」
スカーフェイス「違う!ズゴックだ!!」
マックス「・・・どこのメーカーのが欲しいんだ?バンダイとか言ったらシバキ倒すぞ!!」
スカーフェイス「え!?・・・んっ・・えっと、最近できたばかりのバイクショップへ見に行ったときの展示されていたメーカーなんだが・・・えっと、何だったかな。恐竜みたいな名前の・・・そう!!T-レックスのバイクだ!」
マックス「それを言うならトレックだろ・・・何でティラノサウルスに乗ろうとすんだよ。まあ、お前ならお似合いかもしれんな」
ニューマシン購入。
誰もがウキウキしながらアレコレ選ぶことになる楽しいイベントである。
果たして、スカーフェイスのニューマシンはゴッグなのか?それともズゴックなのか?隙をついて案外アッガイかも?
これらの専門用語を理解できる人はコメントしてください。
抽選で何か良いことがあるかもしれません。