アイツが天国から還ってきた 夢幻のマッドマックス Millennium編

The goal of all life is death. 凄惨な事故による心肺停止状態から仮初めの命を与えられ、アイツが天国から還ってきた。アイツは夢か幻か?だがアイツは残り少ない時間を自ら削って死に急ぐ。これはアイツの命が燃え尽きて灰になるまでの記録である。この命の終焉の刻まであと僅か・・・全ては時の中に・・・

光と影の対決 最強のライバル登場#1 【退かぬ!媚びぬ!省みぬ!】

某年某月某日

 いつものように自宅でバイクを整備しているマックス

マックス「いくら何てもバイク多すぎて整備するだけでも大変なんだよな。それにしても世の中平和だ」

 ホイールを付け替えてディレイラーの調整を始めようとした時。

スカーフェイス「マックス居るな?居たな。入るぞ?というか入ってるぞ

 悪友スカーフェイス登場。こいつはいつでもどこでも唐突に出現する迷惑極まりない野郎だ。

マックス「またお前か。忙しいんだ。後にしてくれ」

スカーフェイス「なんだ、またバイクを弄ってるのか。ん?ルイガノFなんて引っ張り出して今度はどこのレースに出るんだ?」

ルイガノFはマックスのガチバトル専用のレーサーであり、基本的にはレース以外で乗ることはない。

マックス「レースには出ないよ。ポタリングに使うだけさ」

スカーフェイスおいおいおい!お前の口からポタリングだぁ~?笑わせるんじゃねえぜぇ!冗談はヨシコさんだけにしとけよ~! それは、つまり、要するに、ストリートファイトするってことだな?いったいどこのドイツとやるんだ?」

マックス「どうしたらそんな解釈になるんだ?ポタリングだと言っとるだろ!」

スカーフェイス「わかったわかった!よし!それなら俺も混ぜろ!」

マックス「いやだよ。お前が来ると本当にストリートファイトになるだろ」

スカーフェイス「フフフ、お前が拒否しても勝手についていくからな!逃げ切れると思うなよ!」

マックス「来んなよ!」

スカーフェイス「俺の名はスカーフェイス退かぬ!媚びぬ!省みぬ!という言葉だけで生きてるんだ!文句あるか!!!

マックス「山ほどあるわ!!つーかどこの聖帝なんだよお前は?」

トラブルメーカーのスカーフェイスとマッドマックスの行き着く先に待つものとは!?

 

こいつらの未来はどうなるのか?それは・・・次回へ続く。

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