アイツが天国から還ってきた 夢幻のマッドマックス Millennium編

The goal of all life is death. 凄惨な事故による心肺停止状態から仮初めの命を与えられ、アイツが天国から還ってきた。アイツは夢か幻か?だがアイツは残り少ない時間を自ら削って死に急ぐ。これはアイツの命が燃え尽きて灰になるまでの記録である。この命の終焉の刻まであと僅か・・・全ては時の中に・・・

山口シクロクロス第2戦(深坂ステージ)#01 【同情なんていらねえぜ!】

新年あけましておめでとうございます(^o^)

今年もどうか宜しくお願い申し上げますm(__)m

 

年末年始は予想通り・・・というか、予定通りグータラして過ごしていました。

お陰で体重が絶賛増量中です。

 

というわけで、ヴァジュラ、モンティナ、マックスは山口シクロクロス第2戦(深坂ステージ)の会場に到着したのである。

 

 

以下、というわけ の詳細ですが、読み飛ばすことを強くお勧めします。後で苦情は受け付けませんので悪しからず。

 

家でグータラしてる。

外に出ることなくひたすら引き籠っている。そんな時、マックスの脳裏に雷光が走る!

マックス「どげんかせんとイカン!!」

モンティナ「お前はどこぞの知事か?」

マックス「このネタわかる人が今どれだけいるんだろうか?」

ヴァジュラ「ヨーロッパ帰りの俺にはサッパリ解らん」

マックス「ええぇーーー!!お前ヨーロッパ帰りなのか!?本当か!?」

ヴァジュラ「嘘だ」

マックス「ズコーーーーー!!!」

モンティナ「ヴァジュラ、おまえはSF社の出向社員だったよな。その後エンジンの改良はどうなったんだ?」

 ここだけの話、マッドマックスは某ネット販売で安売りしていたSF社のハイポテンシャルエンジンであるSF-V8(SPEC01)をポチってしまったのだ。バイク乗りがエンジンを載せ替えると言うことは、つまり、要するに、端的に言うと、自分自身を捨ててしまうことに他ならない。

だがしかし!!

載せ替えたエンジンには重大な構造欠陥があり、全く使い物にならなかったため、急遽SF社のエンジニアであるヴァジュラを派遣してもらったのだ。そして、ヴァジュラの努力によってエンジンのバージョンアップ(SPEC02)が実施され、異常加熱のトラブルは無くなった。

ヴァジュラ「エンジンならSPEC02に更なる出力アップを施したカスタムTYPE-Cが完成している」

モンティナ「お前いつのまに・・・。よし、そのエンジンをKONAに実装してテストしてみないか?」」

ヴァジュラ「そうだな。テストするか・・・いや、それならいっそのこと、いきなり実戦投入した方が面白くないか?」

何やら話が怪しい方向へ進んでいる。

モンティナ「よし!それでいこう!」

 

 

マックス「寒いわ・・・俺、もうコタツに入ってみかん食べてもいいか?」

ヴァジュラ「ああ、試走して、レースが終わったらな」

モンティナ「俺が魔改造したKONAに、ヴァジュラが改良したエンジンSF-V8 SPEC02/Cを実装すれば、このハードなコースもそこそこ走れるはずだ」

マックス「ダブル魔改造ってところか。まさにダークサイドに落ちたようなバイクだな・・・まあ、騙されたと思って行ってみるか」

モンティナ「何か言ったか?」

マックス「コーホー(呼吸器の音)」

というわけで試走に出発するマックス。

 1周回してみるとコースレイアウトは前回と殆ど同じであることがわかった。恐ろしい崖下りは無くなっている。

 総じて、この深坂のコースはマウンテンバイク向けである。おそらく他県の参加者は「平坦路が殆どない!!ここはシクロのコースか!?」と、ビビってしまうと思われるほどの山コースなのだ。

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数周回ほど試走して段々と慣れてきた時・・・それは唐突にやってきた。

【岩だらけの下り区間

パシューーーーーゥゥ!!!!!

マックス「ん!?何だ!?パンクか?」

見ると前輪がパンクしてペコペコになっていたのである。

幸いなことにそれほどスピードが出ていなかったので前転落車することはなかった。

直ぐにブレーキをかけて停車し、コース外に退避する。

マックス「試走でいきなりパンクとは・・・不吉な予感がする」

これはマックスの死亡フラグなのか?

マックス「このタイヤ高いのに・・・トホホ・・・」

命よりもタイヤを気遣う心優しいマッドマックス!まさにライダーの鑑!

 

次回「さよならマッドマックス2nd 天国でまた会う日まで・・・」

 

キミは生き延びることができるか?