アイツが天国から還ってきた 夢幻のマッドマックス Millennium編

The goal of all life is death. 凄惨な事故による心肺停止状態から仮初めの命を与えられ、アイツが天国から還ってきた。アイツは夢か幻か?だがアイツは残り少ない時間を自ら削って死に急ぐ。これはアイツの命が燃え尽きて灰になるまでの記録である。この命の終焉の刻まであと僅か・・・全ては時の中に・・・

プリメラの野望 北九州トトロ狩り編#2 【プ「や~っておしまいっ!!」 マ「アラホラサッサー!」】

 パンペルテでトトロを美味しく頂いたプリメラ隊は、次の目的地へ向けて出発する。今回もプリメラ隊長が先頭を牽いてくれるとのこと。先頭交代してあげたいのは山々だが、私は土地勘が無いので今回は大人しく後ろをチョロチョロ走ることにします。プリメラ隊長が山口県北部のポタリングに来たときは私が風上に立たせて頂きます!

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ウォルター「ダメだ。リダイアル30回超えたけど繋がらない」

マックス「マジで?どんだけ同じこと考えてる輩が居るんだよ・・・」

我々もその中の一人なので文句は言えない。特に、ウォルターは同日に開催される別のイベントに参加するのに我々の宿泊予約をしてくれているのだ。ウォルターは良い人だなぁ~。

暫く走っていると、突然ウォルターがソフトバンクのお店に駆け込んだ。

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ドライデン「どうしたんですかね?」

プリメラ「わかった!今から機種変する気だ!」

マックス「こんな時に機種変とな?」

ウォルターの奇怪な行動を注視するプリメラ隊員達。

マックス「こうして見ると、ソフトバンクに一番乗りしたお客さんみたいだな」

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辺りには他に誰も居ないのに開店を今か今かと待ち望んでいるように見えるウォルター。

ウォルター「やった!ようやくつながった!とりあえず予約はできたので任務完了!

プリメラ「うむ、よくやった!ウォルター」

マックス「GJ!!」

バーベキュー会場を確保するのも大変なのです。

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そこから街中を暫く進んでいくプリメラ隊。

少しずつ郊外の方へ向かっている。

プリメラ「この先の小学校のところからストラバの合馬ヒルクライム区間があるんだけど~(チラッ)」

マックス「・・・・何その視線?

プリメラ「北九州まで来たんだから当然アタックするんでしょ?マッドマックス」

マックス「ちょっと何言ってるのかわからないな。今日はパンライドだったからバイクも10年前のポタリング専用機だし・・・気温も高いし・・・」

プリメラ「いいからや~っておしまいっ!!

マックス「アラホラサッサー!マッドマックス行きます!」

プリメラ隊長の命令によって何故か一人タイムトライアルをすることになったマッドマックス。

 楽しいパンライドなのに何故か一人でゼェゼェ言いながら峠を上り続けるマックス。いったいとこまで続くのかわからないけど、とりあえず健気にアタックするマックス。

平坦区間を下ハン握ってスタコラ走るマックス。向かい風がキツイけど、負けずに走るマックス。

暫くするとようやく登り区間に突入することになった。

マックス「プリメラは11コーナーが終点って言ってたけど、そんなのどこにあるんだ?」

この区間には道路の彼方此方にコーナーの番号が書かれた謎の標識があるらしいのだ。

マックス「む?あれか!」

道路左側に1コーナーと書かれた標識が現れた。

マックス「なるほど、了解した!プリメラ隊長」

しかし次に現れたのは3コーナーの標識だ。

マックス「あれ?2コーナーはどこにあったんだ??」

良くわからない内に通り過ぎたようだ。

5コーナー、7コーナーと次々とパスしていくマックス。

マックス「疲れた・・・11コーナーは未だか・・・?」

と一人ぼやきながら走っていると、頂上を越えてしまい現れたのは12コーナー

マックス「あれ?11コーナーは無かったぞ?」

頂上で待つつもりだったのだが、下りに突入してしまったのでそのまま下って待つことにする。

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 みんな揃ってから話を聞くと、どうやら登りでプリメラとドライデンがやりあったらしい。うーん、見たかったな~。