アイツが天国から還ってきた 夢幻のマッドマックス Millennium編

The goal of all life is death. 凄惨な事故による心肺停止状態から仮初めの命を与えられ、アイツが天国から還ってきた。アイツは夢か幻か?だがアイツは残り少ない時間を自ら削って死に急ぐ。これはアイツの命が燃え尽きて灰になるまでの記録である。この命の終焉の刻まであと僅か・・・全ては時の中に・・・

きらら浜サイクルミーティング#3 【山口県サイクリストのソウルフード】

18周回で行われるチャンピオンクラスクリテリウムもいよいよファイナルラップに突入。

嵐の前の静かなレースは終わり、情け無用の千切りあいが開始される。

マックス「うお!?キターーー!!」

というわけでマックスとニールプライドも全開走行を開始する。

もう脚を残すことなど考えずに踏みまくる。

ひたすら踏みまくる。

コーナーからの立ち上がり加速でどんだけスピード出ているのか気になるところですが、メーターを見ている余裕はありません。

そんな時、集団後半で中切れが発生!!

マックス「しまった!!」

すぐさまフル加速して前方の集団にブリッジをかける選手達

マックスもダンシングで加速する

マックス「ぐおおお!千切れてたまるか!!

ぼろ雑巾のような身体に鞭打ってダンシングを続ける。

しかし、すでに脚は限界に来ている。

マジでぼろ雑巾のようなありさまなのだ。

マックス「うああああ、千切れる!千切れるぞ!!」

前走者との距離が1メートル・・・2メートルまで開いた。

シッティングに戻ってエアロポジションに切り替えてなおもペダルを踏みまくるマックス。

しかし・・・無情にも前走者との距離は開いていったのである。

マックス「・・・やられた」

こうしてマックスとニールプライドの挑戦は終わったのであった。

マックス「無念だ・・・」

 

ションボリと肩を落としてピットに戻るマックス。

ヴァジュラ「マックス、腹減ったから何か食いに行こうぜ。」

マックス「そういや腹減ったな。何かリクエスあるならメンテのお礼におごってやるぞ」

ヴァジュラ「どうせなら山口県名物がいいな。近場でお勧はないのか?」

マックス「近場で山口県名物?となれば瓦そばとか・・・山口市だとバリそばだな」

ヴァジュラ「瓦そば??なんだそれは?」

マックス「よくぞ聞いてくれた!瓦そばの起源は・・・」

ヴァジュラ「小難しい話はあとで聞くから早く行こうぜ」

マックス「行くもなにも、きらら浜サイクルミーティングの会場の一角で販売してるんだぜ」

ヴァジュラ「マジかよ?だったら早く行こうぜ」

マックス「わかった、わかった。じゃあ付いて来いよ」

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というわけで、昼ご飯は皆さんお馴染みの山根そばを頂くことになりました。

マックス「ヴァジュラは食べるのは初めてか?」

ヴァジュラ「ああ、今まで食べたことはないな。なんだか焼きそばみたいな感じだな。旨そうな匂いだ。」

めんつゆをかけて一口食べるヴァジュラ

ヴァジュラ「美味い!これ美味いじゃないか!まさか、蕎麦にこんな食べ方があったとは知らなかったぞ」

マックス「そうだろ!そうだろ!山口県サイクリストのソウルフードだぜ💛」

2人でガツガツ山根そばを食べる。

ひたすら黙って食べる。

ヴァジュラ「マックス、お代わりが欲しいぞ」

マックス「はいはい、ちょっと待ってろ。注文してくるから

こうしてガッツリと山根そばを食べまくるマックスとヴァジュラであった。

 

マックスが自信をもって推奨する山根そば!

今回食べそこなったそこのあなた!

次回はマックスと一緒に食べようぜ!

 

 

 

午後からはE2クラスのタイムトライアルに参加。

相棒は久々に登場するルイガノファイナルである。

 

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ヴァジュラ「何かしらんが・・・何故ニールプライドを使わない?よりによってルイガノを使う理由がわからん」

マックス「ハッ!わかってないなぁ💛」

デュラエースで組んだニールプライドBURAがあるのに何故わざわざ性能で劣るルイガノを使う?そう疑問に思う人が多いことでしょう。

はっきり言って、ルイガノをエアロ仕様に改造してE2タイムトライアルに投入するような酔狂な選手など、マックス以外に皆無なのです。

ヴァジュラ「わからん。わかるように説明してくれ」

マックス「伊達酔狂の男マッドマックスの浪漫だからさ」

ヴァジュラ「呆れてモノもいえねーぜ」

というわけで、伊達と酔狂のマックスがスタート!

ダンシングで加速してから巡航速度に到達すると今度はエアロポジションに切り替えるマックスとルイガノF。

因みにルイガノFにはDHバーは取り付けていません。

 

と こ ろ が だ!

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写真のとおり、謎のエアロポジションで巡航を始めるマックス。

ヴァジュラ「何だ?マックスの奇妙なエアロポジションは??DHバーが取り付けてあるかのような腕の使い方していやがるぞ・・・」

明らかに腕の角度が異常である。

ヴァジュラ「目の錯覚か?DHバー無しであんな体制が維持できるはずがないんだが・・・」

そうこうしているうちに、マックスがホームストレートを立ち上がってくる。

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注意:ルイガノFにDHバーは取り付けてありません。

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注意:ルイガノFにDHバーは取り付けてありません。

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注意:ルイガノFにDHバーは取り付けてありません。

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注意:ルイガノFにDHバーは取り付けてありません。

 

こうしてルイガノFによるタイムトライアルも終了したのである。

そういえば最近ルイガノ乗りの集いをやっていませんね。

そこのルイガノ乗りのあなた!

マックスと一緒にルイガノで奇妙なエアロポジションをとって街を駆け抜けませんか?

楽しいぞ~♪

絶対に楽しいぞ~♪