4連休最終日#2 【伝説のトマトソフトクリーム】
猫寺を後にした我々取材班は次の目的地に飛んだ。
飛んだといっても飛行機を使っているわけではない。
勿論、縄跳びやってるわけでもない。
マックス「しかし某社会問題がこんなところまで影響していたとは・・・」
ジョシュア「再開するのはいつになることやら。で、次の目的地はどこなんだ?」
マックス「直ぐ近くだ。猫寺から2キロくらい先にある場所さ」
ジョシュア「ん?そんなところに何かあったかな?」
マックス「まあ、騙されたと思ってついて来い!」
と自信満々で先導するマックス。
ココだけの話、マックスの言うことは話半分で聞いておいた方が身のためだ。
期待しすぎると痛い目にあう。
そして到着したのは・・・
むつみフラワーロードである。
むつみ地域のメインの道を走っていると必ず目に入る位置にある。
マックス「到着したぞ。・・・到着したんだが・・・・」
ジョシュア「ここはいったい・・・何?」
マックス「フラワーロードと言ってだな、文字通り花がいっぱいの道・・・のはずなんだが・・・まだあまり咲いていないな・・・」
気温が低い日が続いたためか、雨が降り続いたせいなのか不明だが、咲いているのはまだまだ小さいひまわりだけであった。
マックス「・・・・」
ジョシュア「マックスに騙された」
マックス「うっ!・・・まあ、こういうこともあるさ。じゃあ気を取り直して次行ってみるか!」
ジョシュア「次は期待していいのかな?」
マックス「ああ、次は大丈夫だ!」
まったく何の根拠もないのに、またもや自信たっぷりに断言する。
そこからさらに進んでいくマックスとジョシュア。
天気は相変わらず曇っている。
天気予報では、今日はギリギリ雨が降らないとのことだが・・・どうも南西の空模様が怪しい。
それに頬に感じる風も湿気を含んでいるように感じる。
マックス「・・・ま、まあ今日は大丈夫だろう」
ジョシュア「ん?何か言ったか?マックス」
マックス「いや、なんでもない」
4連休初日の悪夢のような豪雨サイクリングを思い浮かべて軽い眩暈がするマックス。
本当に大丈夫なのであろうか。
マックス「道の駅うり坊の里に到着」
ジョシュア「道の駅か。ここで何か食べるか?でも昼飯にしてはまだ早いぞ」
マックス「フフ、わかってないなぁ~♪ ここに来て食うべきものは一つしかないんだよ!」
ジョシュア「ほう?名物があるわけね?」
マックス「ああ、勿論だ。ブログのネタにはもってこいだ」
〇〇のネタに・・・という場合、高確率で後悔するのは世間の常識である。
ジョシュア「・・・微妙に悪い予感がするなぁ・・・」
本心は、微妙にではなく猛烈に悪い予感がするジョシュアであった。
マックス「うり坊の里と言えばトマトソフトクリームしかないだろ」
ジョシュア「これ・・・トマト?・・・マジですか?」
マックス「トマトだ。その赤いのがトマトなんだよ」
ジョシュア「・・・確かにブログのネタにはなるだろうが・・・」
マックス「見た目はアレだが、美味いんだよ、これが」
ジョシュア「本当かよ?」
マックスの話を全く信じていない顔をしながらソフトクリームを食べるジョシュア
ジョシュア「・・・あれ?普通に美味いじゃないか」
マックス「だろ?一見アレな感じに見えるが、中身は美味しいソフトクリームなんだぜ」
ジョシュア「へえ~、甘いのと酸っぱいのが混ざった変な味だと思っていたが、これは美味いな」
マックス「フフ、食わず嫌いはよくないぜ」
因みに、角島の道の駅にはわかめソフトクリームというナイスなソフトクリームがあるのだが、これも名前とは裏腹に結構うまいのである。いや、想像していたよりも美味いという方が正確かな。
さらに因みに、於福の道の駅にはホウレンソウソフトクリームというものがあるのだが、残念なことに未だ食べたことはありません。
ブログ読者の皆さんの中で食べたことある人が居たらコメントくださいね。FBでもいいですよ。
トマトソフトクリームを食べながら次の目的地をどこにするか相談するマックスとジョシュア。
ここから北上して須佐のホルンフェルスかこの前行った田万川の道の駅、または南下して阿東のアップルパイを食べ行くこともできる。
何だか食べることばかり考えているが・・・まあ気にするな。
さて次なる目的地は・・・どこジャロ?
続く・・・のか?
いや、続きます!
次が最終回です!
果たして、4連休中その身に悲劇ばかり起きていたマックスに一条の光が差し込むのか!?
次回、ファンタジーライトノベル風ブログ 夢幻のマッドマックス2nd 4連休最終日#3 感動の最終回!!!
ハンカチ用意してからご覧ください。
きっと泣けます。
キミは時の涙を見る・・・