アイツが天国から還ってきた 夢幻のマッドマックス Millennium編

The goal of all life is death. 凄惨な事故による心肺停止状態から仮初めの命を与えられ、アイツが天国から還ってきた。アイツは夢か幻か?だがアイツは残り少ない時間を自ら削って死に急ぐ。これはアイツの命が燃え尽きて灰になるまでの記録である。この命の終焉の刻まであと僅か・・・全ては時の中に・・・

マッドマックスの夏休み シーズン1 #2

【夕方のニュース:今日昼ごろ、ロードバイクでサファリランドに突入した2名がライオンに・・・】

萩市明木地域を秋吉台方面へ向かって走るマックスとモンティナ。

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マックス「あれ・・・?稲の色が全然違うぞ?なんでこんなにも差があるんだろう?」

モンティナ「品種が違って収穫時期をずらしているのかもしれないな」

しばらく行くと登り坂が現れた。

マックス「雲雀峠と書いてあるぞ。何やら悪い予感がするぜ・・・」

モンティナ「迂回ルートもないからこのまま突っ切るしかないな」

マックス「しゃーないな~~行きますか!」

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 雲雀峠を越えるマックスとモンティナ。今日はメカトラブルも無く実にスムーズなライドだ。

マックス「サファリランドだ」

モンティナ「・・・サファリランドだな」

マックス「わかってるなら入ったらどうだ?」

モンティナ「そっちこそ!」

サファリランドの入り口で言い合いを始める2人。

マックス「モンティナ、ロードバイクで肉食動物のゾーンを走り抜けてこいよ

モンティナ「それはお前の役目だろ?

マンクス「いや、ここはお前が行ってだな、尊い犠牲となって・・・」

モンティナ「むしろ、お前が入ってライオンと鬼ごっこしてこい」

マックス「夕方のニュースになるから嫌だ!!」

モンティナ「自分が嫌なことを他人にやらせるな!!

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 大正洞駐車場到着。

マックス「懐かしいなぁ。オートバイに乗ってた頃は毎週のようにここに来てたよ」

モンティナ「そういえばお前は元々はオートバイ乗りだったな」

マックス「そうだよ。ここは早朝に来ると改造車・オートバイが集まって走ってるんだぞ。俺は勿論参加したことなどないけどな」

 何を隠そうマッドマックスはオートバイ乗りだったのだ。しかし、ある事故によって天国へ旅立ってしまったマッドマックス。しかし、何かの間違いで現在は天国から還ってきているのだ。

※詳しくはブログの「登場人物」を見てください。

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 夏休みということもあり、多くのクルマやオートバイがやって来ている。ロードバイクも何組か走っていた。

マックス「さてと、これからどうする?」

モンティナ「そうだな・・・カルストロードを走るのはキツイから・・・」

マックス「上りは嫌だな~迂回してKURAに行くか?」

モンティナ「そうするか・・・いや待てよ・・・カルスターに行ってみないか?あそこのバニラソフトクリームを食べたいと言ってたよな?」

マックス「は!?そうだった!バニラ食いに行こうぜ!」

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 こうしてカルスターのバニラソフトクリームを食べにカルストロードを走り抜けることになった2人。