天国から還ってきた男 マッドマックスの微妙な冒険

残された僅な時間を更に削って死に急ぐマッドマックス。これは彼の命が燃え尽きて灰になるまでの記録である。この命の終焉の刻まであと僅か・・・全ては時の中に・・・

もみのきサイクル耐久レース#4 昔取った杵柄

 ダウンヒーラーマッドマックス誕生

スタート直後、予想どおりコースは大混乱に・・・。2つのクラスが入り乱れてホームストレートを上っていきます。

 とりあえず、集団落車に注意しながら無理をせず前へ出ていくことにしよう。ホームストレートが終わって、長い上り坂に入るとスタートダッシュから失速してしまい、そのままスローダウンしている選手がチラホラ現れてきました。

 そして最高地点まで来るといよいよダウンヒルです。

ちょうど良い位置にベテラン選手が居たので、1周目はそのラインをトレースして下っていくことにしよう。

 下りながら右に、左に、クネクネ曲りながら走っていきます。シフトチェンジも頻繁に行い、ブレーキングも難しく、一瞬たりとも気が抜けません・・・。

そしてヘアピンカーブはバイクを思いっきりバンクさせて曲がります。感覚的にはイン側の地面に顔が届くのでは?と思えるほど傾けて曲がって行きます。

いやあ、思い出すなぁ~オートバイに乗っていた頃を!あの頃もオートバイを左右に思いっきりバンクさせながらコーナーを攻めていたなぁ・・・思えば俺も若かった。

 

マックス「・・・忘れていたな・・・この感じ」

 

マックスの身体に、オートバイを乗り回していたころの感覚が蘇る。

前を走るベテラン選手のラインのトレースをやめて、コーナーの立ち上がりで横に並び、そのまま次のコーナー入口で前に出る。

バイクを思いっきりバンクさせながらクリッピングポイントを通過、そのままコーナーを立ち上がり、ダンシングで加速していくマッドマックス!

 

マックス「これだ!オートバイのコーナリングダウンヒルのテクニックが使える!」

 

♪~チャララ~~チャチャッチャ~~♪

マッドマックスはレベルが上がった。

スキル「ダウンヒル」を覚えた。

 

レース中にダウンヒルのテクニックが突然進化したマッドマックス。

 

そして、2周目に入るとマックスを含めた5人の集団ができていた。その中にはスタート前に話をした福岡県から参加しているという選手も含まれていたのであった。

その後のレース展開は!?