アイツが天国から還ってきた 夢幻のマッドマックス Millennium編

The goal of all life is death. 凄惨な事故による心肺停止状態から仮初めの命を与えられ、アイツが天国から還ってきた。アイツは夢か幻か?だがアイツは残り少ない時間を自ら削って死に急ぐ。これはアイツの命が燃え尽きて灰になるまでの記録である。この命の終焉の刻まであと僅か・・・全ては時の中に・・・

【しゅうなんクリテリウム】#01 あきれてものも言えねぇぜ!

ピースの角度は25°!!

人生の残りのカレンダーはあと僅か!!

人生での当たる場所に出たことは一度もなし!!

10年後は、とっくの昔にんでいるマッドマックスです!!

相変わらず死に急いでいますが、皆さんは俺のようになったらダメですよ絶対

 

 

久しぶりに山口県内のレースに参加してきました。

場所は周南市です。

マックス宅からは微妙な距離ですが、高速道路は使わずに下道だけで行くことができる距離です。

というわけで早起きして周南市に向かいます。

周南市といえば・・・周にゃん市とかいう駄洒落を思い出すのは俺だけか?

そういや、萩市にも萩にゃんとかいう二番煎じのユルキャラもどきが存在していたような気がするが・・・気のせいであることを祈る。

 

早朝の気温は結構寒い。

いや、マジで寒いです。

なので冬用ジャージにベストを装備して試走することにしました。

公園の中の特設サーキットなのですが、路面が荒れています。

もう凸凹だらけです。

どれくらい凸凹が多いかというと・・・俺が持ってるネクタイの数より多いといえばわかりやすいだろうな。

 

何?

わかりにくい?

 

マックス「考えるんじゃない。感じろ

 

そんな路面なので、ぴょんぴょんタイヤが跳ねます。

もう脱兎のごとく跳ねまわりやがります。

なのでタイヤの空気圧は低めにします。

 

試走が終わって自分のレースまで時間があるので他のカテゴリーのレースを観戦することにします。

このコースで見るべき場所はやはり最終コーナーです。

f:id:MAD-MAX:20201019223542j:plain

先導のオートバイがやってきました。

続いて集団先頭の姿が見えてきます。

長いストレートなので結構なスピードが出ています。

f:id:MAD-MAX:20201019223556j:plain

コーナーギリギリで減速してから、バイクをバンクさせてコーナーに突っ込んでいきます。

後続の選手も次々とコーナーに入ります。

f:id:MAD-MAX:20201019223611j:plain

ここで一番エキサイティングな戦いを見ることができます。

全速力でコーナーに飛び込んでいき、そのままスピードを維持してコーナーを全開で立ち上がっていく!

f:id:MAD-MAX:20201019223640j:plain

f:id:MAD-MAX:20201019223701j:plain

2列、3列でコーナーに飛び込むと、ラインが錯綜して結構カオスな状態になります。

このコースで一番難易度が高いポイントです。

因みに、最終コーナーを立ち上がるとすぐ目の前がゴールです。

f:id:MAD-MAX:20201019223717j:plain

f:id:MAD-MAX:20201019224041j:plain

このクリテリウムレースというのは観るのは楽しいのですが・・・実際に自分が走るとなると結構怖いです。

特に最終コーナーはブラインドコーナーになっているため、前方で何が起きているのかわからないというのが特に・・・。

前方で集団落車なんかが起きていたらと思うとマジで恐怖です。

そんなことを思いつつ観戦していたのですが・・・突然落車を知らせるホイッスルが鳴り響いてきました。

マックスの居る位置からは姿は見えません。

 

マックス「・・・誰かやっちまったな・・・」

 

最初のレースから落車が起こるとは先行き不安です。

 

ところがだ!

 

その次のレースも落車発生!

フェミニンのレースでは3人が絡む集団落車が発生。

その後、会場には救急車が入ってきました。

今のところ、落車が発生していないカテゴリーは皆無です。

 

マックス「・・・俺、生きて帰ることができるの・・・か?」

 

明日は我が身。

いや、数時間後は我が身。

救急車の登場ですっかり臆病風に吹かれてしまったマックス。

 

いつもは

 

俺は死に急ぎ野郎のマッドマックス

 

とか

 

命知らずのマッドマックス

 

とか言ってる割にはしっかりとビビってます。

 

あきれてものも言えねぇぜ!

 

・・・まあ、痛いのは嫌ですからね。

 

マックス「・・・俺、棄権しようかな」

こっそりと会場から逃げ出そうと思っていたその時・・・

 

「ああぁ~~マックス♪」

 

マックス「あ、俺、アレだ、あの、腹の調子が悪くて・・・今日はやめとこうかなと・・・ん?」

聞き覚えのある声に振り向くと、そこに居たのは!?

 

次回、皆さんご存じのあの人が登場します。

あの人のファンは見逃すなよ!