ファーストコンタクト TEAM-O#4 【ダチョウ倶楽部か!?】
楠こもれびの郷から次の目的地である弁天池へ向かうAチーム。
みなさんパンを食べて休憩したことですっかり回復したようです。
というわけで、来た道をしばらく戻っていくことになりました。
ポパイ「この道は交通量が少なくて走り易いですね」
マックス「サイクリングにはもってこいのルートですよ。それにこのルートでは高い山越えもありませんよ。いや、最後にちょっとだけ上りがあったかな」
スカーフェイス「壁だな。壁」
ローズマリー「以前、ブルベで秋吉台の上りで苦労したことがあるんですけど・・・そことは違うんですよね?]
マックス「そことは違う道ですよ。最大で20%を超える上り坂があるけど、1キロもないので大丈夫!」
ローズマリー「私は普通の道から登ろうかな・・・20%超えだとバイクを押して歩くことになりそうだから・・・新しいビンディングシューズが未だ馴染んでいないし、クリートが削れてしまうから・・・」
マックス「山口県の秋吉台まで来て壁を登らないなんてダメダメよ~。良い話のネタになるし、きっと大丈夫だから一緒に登ろう!」
ローズマリー「でも自身がないなぁ~」
マックス「大丈夫!いけるよ~1キロ無いから直ぐ終わる!楽しいぞ~絶対に楽しいぞ~」
ローズマリー「そうかな・・・じゃあ、がんばって登ってみます」
スカーフェイス「あ~あ、マックスの口車に乗せられてしまったな(笑)」
ローズマリー「口車?」
マックス「なんのことだお?変なこというなお!スカーフェイス」
という謎の会話をしているうちに十文字の交差点を通過し、さらに秋吉台へ向かう交差点も通過したAチームを強烈な向かい風が待ち受ける。
スカーフェイス「結構風が強いな」
マックス「国東ほどではないけどきついな。というわけで総員エアロポジションをとるように!」
ポパイ「了解!」
ローズマリー「ええ~ペースを落としてもいいのに」
キツイ向かい風の中を突き進むAチームのトレイン。
途中、ポパイがいきなりアタックをしかけて前に出るという謎の行動をとったりしましたが、なんとか無事に弁天池に到着しました。
マックス「右手に見えますのが名水100選にも選ばれた弁天池~弁天池でございます~♪」
スカーフェイス「添乗員のバイトか?」
ポパイ「これは・・・すごい透明度だ!こんな綺麗な池は見たこと無い!」
ローズマリー「海みたいに綺麗!色がエメラルドグリーンだ!こんな綺麗な池があるなんて知らなかった」
ポパイ「あ!魚が泳いでるぞ」
マックス「弁天池の綺麗な水で養殖したマスでございます~♪あちらの釣堀で釣っていただいたものを、むこうのお店で調理して食べることもできます~♪」
スカーフェイス「店の回し者か?」
マックス「それではここで記念撮影しますので、池のそばまでご移動願います~♪なお、石橋は大変滑りやすくなっておりますのでお気をつけくださいませ~♪」
と、言ったか言わないかのタイミングでポパイが滑っていまった。
ポパイ「うぎゃあぁ~滑った!」
ビンディングシューズは滑りやすいので注意しましょう!
スカーフェイス「マックス!お前も滑るなよ!絶対に滑るなよ!わかったな!?スベルなよ!!」
マックス「えっと・・・それは滑った方がいいのか・・・な?」
ローズマリー「ダチョウ倶楽部?」
というわけで池の前で記念撮影。
スカーフェイス「俺が写真をとってやろう!お前ら、間違ってもマックスを押して池に落とすなよ!いいな!押すなよ!絶対に押すんじゃないぞ!わかったな!押すなよ!!」
ポパイ「それは押せと?」
ローズマリー「押せばいいのね?」
ワイルダー「押そうかな?」
マックス「・・・Aチーム改めまして、チームダチョウ倶楽部だな、こりゃあ」
ポパイ「池にダイブしたい人!」
いきなり皆に無茶ぶりするポパイ
ワイルダー「はい!」
スカーフェイス「はい!」
ローズマリー「はい!」
ポパイ「はい!」
皆の視線がマックスに集中する・
マックス「・・・はい」
その他のメンバー「どーぞ!どーぞ!」
美味しそうなマスが泳ぐエメラルドグリーンの池に静かに沈んでいくマックス。その後マックスの姿を見たものは誰もいない。
スカーフェイス「マックスが海の藻屑、じゃなくて弁天池の藻屑になっちまったな!」
ポパイ「マックスが沈んでいく・・・さようなら」
ローズマリー「バイバイ、マックス!ところで、この水ってすごく冷たそう!湧き水だよね?」
その時である!池の中から何かが飛び出した!
マックス「マックス復活!!ここの水は冷たくて美味しいぞ~あっちにの水道から飲めるんだ。ボトルに補給しようぜ!」
この弁天池の水は冷たくて美味しいミネラルウォーターなのです。
弁天池の一角には水汲み場が設置されており、多くの観光客や弁天池ファンの地元民がそこで水を汲んでいくのだ。しかも大きな18ℓ容器をいくつも持ってくる猛者まで居る。
スカーフェイス「ゴクッゴクッゴクッ・・・プハーーー!!ここの水は五臓六腑に染み渡るぜ!!」
マックス「お酒かよ・・・」
ポパイ「確かに冷たくて美味しい水だね!」
ローズマリー「すっごく美味しい!こんなに美味しい水を飲めるなんて恵まれてるね」
マックス「次のチェックポイント於福の道の駅でソフトクリームを食べよう。あそこには変わったソフトクリームがいろいろあるんだ。」
ポパイ「ほほう?それは楽しみだね」
マックス「ポパイには是非ともほうれん草ソフトクリームを食べてもらいたい!話のネタになること間違いなし!」
ポパイ「ほうれん草ソフト!?それは是非食べてみたいね!!」
スカーフェイス「・・・」
マックス「いや~さすがはポパイ!ツーといえばカー!カーといえば国産!ほうれん草といえばポパイ!ポパイといえばほうれん草!」
ローズマリー「・・・ちょっと何言ってるのかわからない」
ポパイ「ほうれん草ソフトを食べに行こう!」
スカーフェイス「またマックスの口車に乗せられたな(笑)」