アイツが天国から還ってきた 夢幻のマッドマックス Millennium編

The goal of all life is death. 凄惨な事故による心肺停止状態から仮初めの命を与えられ、アイツが天国から還ってきた。アイツは夢か幻か?だがアイツは残り少ない時間を自ら削って死に急ぐ。これはアイツの命が燃え尽きて灰になるまでの記録である。この命の終焉の刻まであと僅か・・・全ては時の中に・・・

射手座A*に魅かれて #2

【射手座A*に魅了され狂気に走るマッドマックス】

射手座A*・・・それは我々が居る天の川銀河の中心にある天文電波源。
太陽系から26,000光年離れた銀河系の中心・・・そこには質量が太陽の400万倍以上と観測された謎の宙域がある。
超大質量ブラックホール射手座A*・・・その恐るべき重力に引き寄せられた自転車乗りが居た。

この無限の宇宙を彷徨うその自転車乗りの名はマッドマックス

 

3年前のバイクがまだ継続販売されているのか?
期待と不安を胸に、メーカーのラインアップページを見てみることに・・・。
 一般的にはまずハイエンドのフレームセットが表示されて、そこからハイエンド完成車、ミドルクラスバイク、エントリーバイクと順番に掲載されているはずだ。
マックス「・・・・・あった!!」
あっけないほど簡単に見つかった。その後も継続販売されていたのだ。
マックス「おお!しかも完成車だけでなく、フレームセットも継続販売されているじゃあないか!!!!」
 この喜びを表現するために頭を捻るマックス。しかし、捻りすぎて元に戻ってしまったようだ。
マックス「カラーは青、オレンジ、黒の3種類か・・・これは悩むなぁ~」
 手持ちのバイクと被らないようにしたいが、パーツ交換も考えると統一した方が良いんだよな・・・。それに、なんとなく次に買うバイクは赤色にしようと考えていたのだが・・・まあ気にするな!!
 しかしこのバイクは見れば見るほどマニア好みだなぁ(笑)。自分でメンテナンスする人の気持ちをよくわかっている!GJ!!
 さらに、普通の人なら気にも留めないヘッドパーツについても拘りがあるのもGOODだ。フロントフォークの形状、デザインもシンプルで非常に好みである。
 まさに、私の理想を完全に体現しているナイスバイク!!デザイナーと握手したいネ!!
 ただし!!私以外にとってはこのバイクを積極的に選ぶ理由はあまりないだろうな。
メジャーなメーカーと比べると、このメーカーはかなりマイナーな部類だし・・・。
因みに、私の行動範囲でこのバイクに乗っている人を見たことは一度もありません(笑)同じメーカーの別のバイクに乗っている友達は一人だけいますがね。

マックス「・・・は!?もう買うつもりになってるぞ・・・危なかった。もう少しでポ

チっと押してしまうところだったよ」

このとき、マックスの脳内では天使と悪魔が戦っていたのだ。
しかし!!その勝負はあっけなく終わった。なぜならば・・・マックスはとっくの昔にバイク(悪魔)に魂を売り渡していたからだ・・・

狂気・・・今のマッドマックスを現すには最適の言葉だ。

 

狂気に支配されたマッドマックスが何をやらかすのか!?
彼の心が救われる日は来るのか?物語はいよいよクライマックスを・・・
マックス「ポチっとな」
こら!ナレーションの途中でポチるな!
それに前半の思わせ振りなブラックホールの布石はどうなったんだ!?
マックス「グダグダになりつつも次回へ続く!」
・・・このシリーズ、未だやる気なのか?もう読者が飽きてるから、このまま打ち切って、何事も無かったかのように別シリーズ始めた方が良いんじゃねーか?