きらら浜サイクルミーティング#5 【ピーキー過ぎてお前にゃ無理だよ】
そしてきらら浜サイクルミーティング当日
この日は朝から気温が上がり半袖ジャージをチョイスすることになりました。組織のメンバーと久しぶりに再会することができてお互いの近況報告が尽きません。
やはりバイク好きの仲間とは気が合って楽しいですね!特に、新しく導入したパーツやヘルメット等は皆さん興味津々ですからね~♪
スカーフェイス「今日は暑くなりそうだな、マックス。これが完成形のホワイトパーシュートスペシャルか・・・ちょっと俺に貸してみろよ」
綺麗に磨き上げられたホワイトパーシュートスペシャルのハンドルを手でナデナデするマックス。
マックス「乗りたいか?スカーフェイス!ピーキー過ぎてお前にゃ無理だよ!」
スカーフェイス「なんだと!マックス!!!」
マックス「【さん】を付けろよ!この刺身醤油野郎!!!」
スカーフェイス「マックスーーーー!!!!!」
マックスの周りの空間が湾曲していく。
モンティナ「おい・・・お前ら2人して何故【AKIRA】のパロディやってんだ?若いブログ読者がついてこれないだろ。それは置いておくとして・・・そのマシンは極限まで高速巡航に特化させているから操縦には気を付けろ。物凄くピーキーになってるからな」
マックス「ああ・・・一瞬でも気を抜くと危険なのは十分理解してるよ」
モンティナ「それと高速巡航と引き換えに、スプリント・ダンシングは不可能になっているからな。落車が嫌ならな絶対にやるんじゃないぞ」
スカーフェイス「スプリントとダンシングが封じられているのか?それってクリテリウムでは致命的な欠陥としか思えんのだが・・・そのセッティングで良いのか?」
モンティナ「ああ、普通に考えれば致命的な欠陥だ。しかし、今のポンコツエンジンで逃げに加わってゴールを目指すにはこれしか無い」
マックス「まて!ちょっとまて!!!そもそも俺は周回遅れにならないようにチューンアップしてくれと頼んだはずなんだけど・・・いつのまに逃げに加って勝ちを狙うチューンアップに変更されたんだ???」
モンティナ「え?」
マックス「は?」
スカーフェイス「む?」
モンティナ「やっちまったな・・・俺」
マックス「あっははは~、この~モンティナめ♫」
スカーフェイス「まあ、細かいことは気にするな!」
もう直ぐクリテリウムのスタートの時間だ。
マックス「もう全てがアフターカーニバル!後の祭りだぜ!」
スカーフェイス「行け!マックス!もう何でもいいから地獄の果てまで走ってこい!!」