マッドマックスの夏休み シーズン2 #3
【I'll be back】
昼ごはんを食べる予定のお店が視界に入った瞬間悪い予感がした。
駐車場が満車となっていたのである。
ウォルター「多分駄目だと思うけど、一応混み具合を確認してこよう」
他のメンバーは店の外で見守る。
マックス「駄目だったらさっきの幟のお店に行ったらどうだろう?」
フルクラー「あそこのお店はなんだか秋吉台のワイルドなお店の匂いがするな~」
クライシス「確かにその事が気になった」
ワイルドなお店とは?それは料理方法が非常に豪快で・・・詳しくはこのブログのどこかにアップされてると思うので探してみてください。
そして・・・ウォルターが戻ってきて一言
ウォルター「10組待ちだそうです・・・」
一同「ガックリ」
予想通りだ。
マックス「というわけで、さっき通り過ぎた幟のお店に行こう」
一同「異議なし!」
というわけで、今来た道を引き返すことになりました。でも、距離は短いので直ぐに到着しました。
お店の外観は民家を少し改造したものであり、看板が数箇所あるものの、あまり目立たない。
クライシス「バイクをどこに止めたらいいんだろう?
ウォルター「お店の入口が良くわからない」
フルクラー「ここらに止めるかな?」
お店の周囲で駐輪方法をいろいろ考えていると、お店の中から店員さんが出てきた。
お店の人「自転車ならここの間に止めることができますよ。あっちでも大丈夫です」
わざわざ外まで出向いて、親切に駐輪場所を教えてくれました。
これはひょっとして、大当たりを引いたか!?と、直感したマッドマックス。
普通の民家の玄関から奥の部屋へと案内される。
案内されたのは掘り炬燵のある部屋でした。
メニューを撮影した写真をタブレット端末で見せてもらい注文することに
クライシス「チキンカツ定食にします。」
フルクラー「同じくチキンカツで!」
マックス「ステーキ丼!」
ウォルター「ステーキ丼をお願いします」
デイジー「うーん・・・ステーキ丼にしうよかな」
フルクラー「ピザも注文しよう!マルゲリータとバジルを。」
お店の人「ピザは30分くらいお時間頂きますが宜しいですか?」
フルクラー「ゆっくりポタリングなんで時間はあるよ」
ウォルター「15時くらいから雨が降り出す可能性が高いけどね」
クライシス「その時はその時でどうするかまた考えよう!」
ピザも注文することが決まった。
待ち時間にもフルクラーがテーブルの上にビデオカメラを置いて撮影している。
気を付けないと尻尾を掴まれるな。
クライシス「昼ごはんを食べ終わったら、次はスイーツを食べに行こう!ジャムズガーデンに行こう!」
ウォルター「雨が降り出したらどうします?」
クライシス「ここまできたら食べにいかないと!」
珍しくクライシスがスイーツに拘っているようです。
元々ジャムズガーデンはクライシスが要望したお店なので、よほど評判の良いお店なのだろう。
チキンカツもステーキ丼もとても美味しくて全員大満足でした。
そして丁度良いタイミングでピザも焼きあがってきました。マックスがピザを切るゴロゴロする道具(これ何ていうんだ?ピザカッター?)を使って適当に切り分けます。
まずは皆で生ハムピザをパクリ。
感想は?
マックス「ウマ!ウマ!」
クライシス「ウマ!ウマ!」
デイジー「ウマ!ウマ!」
フルクラー「ウマ!ウマ!」
ウォルター「ウマ!ウマ!」
全会一致でウマ!ウマ!だそうです。
次にハーブピザをパクリ
感想は?
マックス「モグモグ・・・」
クライシス「モグモグ・・・」
デイジー「モグモグ・・・」
フルクラー「モグモグ・・・」
ウォルター「モグモグ・・・」
全会一致でモグモグだそうです。
全員一心不乱にピザにかぶりついており話は出来ない様子・・・。
このハーブは自家製とのことで、とても香りが良かったです!
それに、料理の付け合せの野菜の一部も、このお店の自家製ということでしたが、新鮮で美味しかったです。特にピクルスは味付けも最高でした!
マックス「いやあ、この店に来たのは正解だったなぁ~」
クライシス「本当、これは良かった」
フルクラー「最初はワイルドな店かと思いましたよ(笑)」
デイジー「美味しかったですね!」
そこへ店の人が現れて、テーブルにスイカを置きました。
お店の人「近所の人が栽培しているスイカです。とても甘いのでどうぞ食べて下さい!」
なんとサービスでスイカの差し入れをしてくれたのです!
というわけでスイカもパクリ
感想は?
一同「・・・」
全員無言でひたすら食べている。
ということでした。
残さず食べ終わってお店を出ようとすると
お店の人「皆さん自転車で来られてますよね?水の補給は大丈夫ですか?」
お店の人がボトルの心配をしてくれたのです。
素晴らしい気遣いに、全員がこのお店に来られたことに感謝していました!
そして帰り際に、マックスはお店の人にお別れの言葉を告げました。
マックス「I'll be back」