山口県萩市猫寺偵察#7 【天空の平蕨台:別名ガンダーラ】
山道を走り続けていると、いきなり視界が開けた場所に辿り着いた。
ここが噂の平蕨台である。かなり標高が高いはずなのだが、この平蕨台は山の上が平野のようになっており、まさに名前のとおり台形になっているのだ。
マックス「そこへ行けばどんな夢も叶うというよ~イイヨ~イイヨ~」
モンティナ「どこかにあるユートピアがこんなところにあったとはな。意外と近かったな」
スカーフェイス「平蕨ということは蕨が沢山とれるんじゃねーか?」
マックス「看板によると有料らしいぞ」
マックス「本当に奇妙な地形だな。ここは山の頂上のはずなんだが平らな土地だ。それなのに見晴らしは良い」
モンティナ「こんな綺麗な景色が見れる場所があったとはな・・・山口県もまだまだ探索が足りないな」
スカーフェイス「ここは空気も良いし、風も気持ち良いな!キャンプしたら最高だろうな。お?自販機があるぞ。補給しとこうぜ!」
マックス「・・・何故、ここにレッドブルがある?誰の趣味だ?というか誰が買っているんだよ?」
モンティナ「農場の人が飲むんだろう。それにしても・・・見える範囲には誰も居ないな」
スカーフェイス「みんなフットボールの試合でも見に行ってるのさ。レッドブルにしよう。ポチっとな!」
マックス「せっかくだから俺もレッドブルを飲もう。ポチっとな」
モンティナ「じゃあ俺もレッドブルにするか・・・ポチっとな」
ここは天国に近い場所、天空の平蕨台
この日、天空の平蕨台でお尋ね者3人が揃ってレッドブルをゴクゴク飲むと言う異常な光景が見られたのはもはや黒歴史と言って良いだろう。
マックス「後日ここを訪れるODKのメンバーは絶対に真似しないように!いいな!レッドブルを飲むなよ!絶対に飲むな!飲むんじゃないぞ!わかったな!?飲むなよ!!」
モンティナ「・・・誰に対して言ってるんだ?あっちに何かあるのか?」
スカーフェイス「マックスの奴は時々意味不明な独り言で周りをビビらせるからな。ほっとけ」
休憩も終わり、平蕨台をあとにする3人組。またクネクネした山道のカーブを進んでいく。
その先に世にも恐ろしい場所があることを知らずに・・・