アイツが天国から還ってきた 夢幻のマッドマックス Millennium編

The goal of all life is death. 凄惨な事故による心肺停止状態から仮初めの命を与えられ、アイツが天国から還ってきた。アイツは夢か幻か?だがアイツは残り少ない時間を自ら削って死に急ぐ。これはアイツの命が燃え尽きて灰になるまでの記録である。この命の終焉の刻まであと僅か・・・全ては時の中に・・・

マッドマックスと愉快な仲間達 梨狩り編#2 【履きつぶしてきた靴の数と同じだけの夢たち】

少年時代の見果てぬあの夢
今でも心に抱き続けてる
いま朝焼けの空を見上げて
しきりにこの胸疼かせる

 

ODKの愉快な仲間達とライドしていると、ふとこの歌を思い出してしまった。

そんなこんなで、無事に梨園に到着するマックスと愉快な仲間達。

マックス「受付を済ませたことだし・・・梨狩りへレッツゴー!!!

ブルベン&デイジーレッツゴーー!!!

 

と こ ろ が だ!!!

 

ブルベン「ちょ、何なんだよ?この坂は!?」

マックス「なんじゃこりゃああああ!!!!」

デイジー「無理・・・これ無理だから」

 

梨園に向かって爆走するマックスと愉快な仲間達の前に、それを阻むように恐ろしい激坂が現れたのだ!

しかも、路面が荒れておりロードバイクで進むのは非常に難しい。

というわけで、無理をせずに押していくことにします。

マックス「こんなこともあろうかとSPDだぜ!というかいつもSPDだった(笑)」

ブルベン「俺もSPDだよ」

デイジー「私もSPDね」

マックス「やっぱSPD最高だよな!皆で広めよう!SPD輪!!

デイジー&ブルベン「輪!!

マックスと愉快な仲間達ではSPDが大流行しています。

いや、マジでポタリングにはSPD最強ですよ。

マックスが保証します!

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さっそく良さげな場所に陣取り、梨狩りタイムスタート!

マックス「野郎ども!!食い方始め!!

ブルベン「おおおーーー!!!」

デイジー野郎じゃないけど、おおおーーー!!」

美味しそうな梨をもぎ取って早速皮を剥く。

マックス「こんなこともあろうかと・・・ジャーーーン!!!マイ果物ナイフを持ってきたんだぜ!銘入りだぜ!!切れ味抜群だぜ!」

デイジー「あ、本当だ。凄い。でも、ナイフは案内所で借りたのがあるよ。これ良く切れるし」

マックス「え・・?マジで?どれどれ・・・あら、良く切れるね・・・このナイフ」

ナイフの切れ味が悪いことを予想してネットで買ったちょっと高級なマイ果物ナイフを持参したのに・・・。出る幕がなかったことにショボーーーンなマックスであった。

ブルベン「いいから食べようぜ~ウマウマ」

デイジー「ウマウマ~♪」

マックス「・・・明日があるさ・・・」

デイジー「何か言った?」

マックス「いや、何でも・・・」

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この日は2種類の梨が食べごろを迎えていました。

20世紀梨と豊水です。

マックス「まずは20世紀から食べるかな。どれどれ・・・ムシャムシャ・・・美味い!」

梨狩りにハズレは無いようです。

デイジー豊水も美味しいよ!甘さはこっちの方が上かも!!」

ブルベン「豊水はジャムに加工されてるよ。こっちの方が糖度は高い!」

マックス「よーーーし!!!豊水いただきマンモス!!

夢中で皮を剥いては梨を頬張るマックス、デイジー、ブルベン。

静かです。

ただひたすら食べることに集中しています。

 

ここの梨がどれぐらい美味しいか非常にわかり易く言うとですね・・・我々3人が3人とも、あまりの美味しさに梨を食べることに集中し過ぎたため、全員が梨の写真を撮り忘れてしまったくらい美味しいと言えば、その美味しさを容易に想像することができることでしょう。

なんちゃってブロガーの私としたことが・・・無念。

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全員が腹一杯になるまで梨を食べまくった後、お持ち帰り用の梨を捥いで案内所へ向かいます。

案内書でもらった1枚のパンフレットを何気に読んでいると・・・

ブルベン「ん?これは!?

デイジー「どうしたの?」

マックス「何があった?」

ブルベン「りんご温泉ってのがあるぞ!!」

マックス&デイジー「りんご温泉?」

そこにはりんごが浮いている世にも奇妙な温泉の写真が!!!

マックス「これはODKとしては行くしかないのでは!?」

ブルベン「ちょっと、日程調整して企画しよう」

デイジー「これは行ってみたい!」

マックス「良いブログのネタになるぜ!」

りんご温泉ライドを妄想しながら昼ご飯を食べに某道の駅のレストランへ向かう。

昼時になると、暑さもピークに達していたため、3人とも肉入り冷やしうどんを注文したのだが・・・が!

デイジー「あれ?肉が無いね?」

マックス「うん、器の底の方にあるかな?と思って探したけど入ってない」

ブルベン「俺のも入ってないよ」

マックス「まあ、美味いからとりあえず食べよう」

実のところ、我々が注文する直前に肉が売切れていたようです。

ということで、支払時には肉無しの価格に修正してもらいました。

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この冷やしうどんはマジで美味いです。注文するときは大盛りをオススメします。

昼ご飯の後は、道の駅で名物のアップルパイ(カスタード入り)を購入してから、近くの河原で食べることになりました。

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このアップルパイが美味いのなんのって!!

マックス「アップルパイはいろいろ食べたけど、ここのアップルパイは別格だな!」

デイジー「うん!ここのアップルパイは美味し過ぎる!」

ブルベン「ここのアップルパイは最高だよ!」

もしも、これが焼き立てだったらどれほどの味になるのか?という妄想をしてしまうマックスであった。

マックス「これは・・・焼きたてのアップルパイを食べさせてくれるお店を探さなければな・・・」

ブログ読者の皆さんで焼きたてのアップルパイが食べられるをお店をご存知の方はコメントください!よろしくお願いします!!

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そんでもって帰路につくマックスと愉快な仲間達。

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 無事にスタート地点に戻ってから、ソフトクリームを食べて休憩する3名。

今後のグルメポタリングの話に花を咲かせてから解散となりました。

今回も実に平和なライドでした。

 

西の山陰に沈む夕陽を背中に、愉快な仲間達を独り見送るマッドマックス。

そしていつものように独り暗闇の荒野へと姿を消すのであった。

その後、マッドマックスの姿を見た者は誰も居ない。