グリーンパークリレーマラソン マッドマックス・ハイレッグ#1
【罠ときどき謀略のち陰謀】
マックスのニューマシン「ホワイトパーシュートスペシャル(仮名)」の最後のパーツが到着した。いろいろなパーツをとっかえひっかえしながら、あーでもない、こーでもないと、カスタマイズを繰り返していたのだが、これで一応の完成ということにする。 「インターセプター」、「ブラックパーシュートスペシャル」と来たので、こいつの名称は「ソードダンサー」にするかな。
モンティナ「マックス、待望のニューマシンが組み上がったぞ。後はシェイクダウンしてから最終調整だ。」
マックス「昨年の年末に購入してから長かったが、いよいよ完成か。しかし、結構な散財をしてしまったもんだ・・・もう予算残ってないからな。どこでシェイクダウンすれば良い?」
モンティナ「こんなこともあろうかと、今度の休みの日のレースにエントリーしておいたぞ。周回コースをチームで走るんだ」
マックス「チーム戦の耐久レース?丁度いいかもしれないな」
モンティナ「ああ、頑張れよ、マックス」
時は経ちレース当日
マックス「えっと、参加者が誰一人として自転車持ってきていないようにみえるんだけど?」
モンティナ「ああ、今日はリレーマラソンだからな、自転車での参加は禁止だぞ」
マックス「また騙したね?」
モンティナ「また騙したよ」
マックス「・・・」
モンティナ「いいに加減に慣れろよ、このパターン」
マックス「・・・お前にだけは言われたくない」
モンティナ「機嫌なおせよ・・・あ、マックス!ほら!あそこにポニーが居るぞ!ポニー!餌やりコーナーだってよ!餌やってこいよ!」
マックス「おお!本当だ!ポニーだ!餌やってこよう!ありがとう、モンティナ!」