アイツが天国から還ってきた 夢幻のマッドマックス Millennium編

The goal of all life is death. 凄惨な事故による心肺停止状態から仮初めの命を与えられ、アイツが天国から還ってきた。アイツは夢か幻か?だがアイツは残り少ない時間を自ら削って死に急ぐ。これはアイツの命が燃え尽きて灰になるまでの記録である。この命の終焉の刻まであと僅か・・・全ては時の中に・・・

【もみじシクロクロス第2戦】一人でも傷ついた夢を取り戻すよ

【イントロダクション】

透き通るような綺麗なピアノの音色が聞こえてくる♪

 

漆黒の闇が広がる

ある冬の日曜日の早朝・・・外は暗闇の世界

そこにアスファルトタイヤを切りつけながら暗闇走り抜けるインターセプター

 

マックス「あーあ、眠い・・・」

 

※マッドマックスの中の人はもっこり遊び人ではありません。

 

遠い

あまりにも遠い

ガンダーラじゃあないぜ

3時間もドライブしたら疲れるつーの

というわけで、居眠り運転することなく到着

何もしてないのに既にクタクタです。

というか、むしろグダグダで、眠い。

 

マックス「疲れた・・・もう疲れたわ。眠い、眠いんだ・・・寝るわ・・・おやすみパトラッシュ

 

※マックスの正体はネロ少年・・・ではありません。

 

こうして一休みした後、もみじシクロクロスの熱い戦いをポップコーンを食べながら平和に観戦して家路につくマックスであった。

その後、マックスの姿を見たものは誰もいない。

 

大団円

 

 

 

 

ここまでこのネタを引っ張っておいてこんな結末だったら暴動が起きるだろう。

 

というわけで、いろいろあって、CM1レースの招集が始まりました。

今期初レースということで、当然ポイントはゼロですので、問答無用で最後尾からのスタートとなります。

わりとマジで練習なんてしていないので、ぶっちぎりで最下位・・・いや、下手すると周回遅れにされることでしょう。

 

マックス「あーあ、なんでエントリーしたんだろ・・・俺。こんなことならスカーフェイスの家で鍋パーティーでもやってりゃよかったぜ・・・」

 

グダグダです。

始まる前からグダグダです。

とか言ってるときに、ふと両手を見ると、そこには・・・

血だ・・・真っ赤な返り血に染まっていた・・・などということはなく。

 

マックス「・・・あれ?素手だ・・・グローブしていないぞ」

 

グローブを付けるのを忘れてきたマックス。

※辛うじてヘルメットは被っています。

 

スタートまで少しだけ時間があるのでインターセプターまで急いでグローブを取りに帰る。

 

ダッシュダッシュ

で息切れをするマックス。

もうこの時点で結果は目に見えているでしょう。

 

マックス「ダメだ・・・もう疲れた。スタート前からもう悪い予感しかしない」

 

そんでもってスタート。

 

 

だがしかし!ここで最後尾からホールショットを決める!・・・ことなどできるはずもなく、集団内で第一コーナーまで走っていく。

因みにバイクの調子は良い。

自分で整備する時間も気力もないので、近所のバイクショップである魔改造専門店モンティナにバイクを持ち込んでメンテナンスしてもらったのだ。

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この店のオーナーであるモンティナは俺の友人・・・というか悪友なのだ。整備の腕は確かなのだが深刻な問題がある。

それは・・・

 

浪漫

 

バイクにまったく必要のない浪漫を求めるという悪い癖があるのだ。

ロマンティックあげるよ~♪」並みに浪漫を求める。

 

浪漫に生き

 

浪漫に斃れ

 

浪漫を追求した結果どんなバイクに仕上がるかというと・・・

 

魔改造

 

そう、まさに魔改造という名のチューンアップ・・・浪漫仕様に改造することをこよなく愛するド変態なのだ。

 

そういや昔、浪漫仕様じゃあなくて・・・浪漫飛行って楽曲があったな。

あの曲は好きだったな。

 

とにかく、モンティナの前世はダースベイダーなのでは?と疑いたくなるほど、ダークサイドにどっぷりと漬かっているのである。

まるで漬物のように漬かっているのだ。

もう、まともな社会生活など不可能なくらいに漬かりきっている。

そんなド変態のモンティナなのだが、スカーフェイスに比べれば真面な人間に見えるから不思議だ。

 

スカーフェイス

ブログ創設前からカイン&マックスと3人パーティーを組んで行動を共にしていた生粋のド変態。因みに、スカーフェイス、カイン、マックスのド変態3人組の行く先々では、常に大量の血の雨が降っていたらしい。

ブログ初期からのレギュラーメンバーとして活躍しており、なぜか女性読者からの人気が高かったというワケワカメな野郎。スカーフェイスの乱ではマックスのブログを乗っ取ることを画策していたが失敗に終わる。

ある日突然、マックスの前から姿を消しそのまま消息不明となっていた。

だれもがスカーフェイスの存在を忘れかけていた。そんなある日、奴が再びマックスの前に姿を現したのである・・・首と右手首に大きな傷跡を残して・・・。

実に1年ぶりの再会であった。

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不幸とは突然やってくるものだ。

そう、まさに悲しみよこんにちはってなものである。

マックスが絶望するほどの恐ろしいアクシデントが起きた。

どんだけ絶望するかというと、その場で膝を抱えて蹲って泣いてしまうほどのアクシデントだ。

時はまさに世紀末・・・。

マックスの身に降りかかった恐怖のアクシデントの正体とは?

 

 

数年前のシクロクロスの悪夢再び!

地獄のような、血反吐のような悪夢が束になって再びマッドマックスに襲い掛かる!!

果たしてマックスは生きて帰還することができるのか?


次回 【もみじシクロクロス第2戦】悲しみよこんにちは

※ハンカチ用意しておいてください。