マッドマックスの夏休み シーズン2 #6 最終回
【登場!和風ドレッシング派】
次第に雨は本降りとなり、大粒の雨がフロントガラスに当たるようになってきた。
夏休みということもあり道路は渋滞していたため、宿泊予定のホテルに辿り着くまでには思った以上に時間がかかってしまいました。
しかし!こんなこともあろうかと、日帰り参加のウォルターに先行して宴会場へ行ってもらったので助かりました。
宿泊組がホテルでチェックインを済ませてから徒歩で宴会場へ向かっている時にウォルターからLINEが・・・
ウォルター「宴会開始の催促有り」
とのこと。
大雨が降る中、急いで宴会場へ向かいます。
その途中、歩行者天国となっている道路ではお祭りが行われていましたが、立ち寄る時間もないためスルーします。何のお祭りだったんだろうか・・・?
宴会場に到着して、無事にウォルターと合流。
早速飲み物を注文して乾杯です。
一同「お疲れちゃ~ん♪」
思えば、今日は実に平和なグルメポタリングでした。
おそらく、この時点で【消費カロリー<摂取カロリー】だと思われるが、細かいことは気にしてはダメだぜ(笑)楽しければ何でも有りってね!
お酒に弱いマッドマックスはいつものように1杯でグデングデンに酔って顔は真っ赤になっていました。
一方、デイジーは何杯飲んでも全く顔色が変わらずケロっとしています。
マックス「デイジーはお酒強いね。顔に全然でないよ。俺なんてホラ、もう顔が真っ赤で撃沈寸前・・・」
デイジー「そんなに強くはないですよ。単に顔にでないだけです。だから酔っていないと思われてお酒をどんどんすすめられてしまうんですよ。マックスみたいに顔に出た方が良いと思いますよ」
マックス「なるほど、そんなメリットがあったのか」
マックス「・・・しまった!皆に大事なことを聞き忘れた!!!」
一同「大事なこと?」
固唾を呑む一同。
マックス「そう、非常に大事なことだ」
一同「ゴクリッ・・・」
マックス「皆さん、目玉焼きには何をつけて食べる?」
一同「そ、そのことか~~~い!!!!」
暫く爆笑が止まりません。
マックス「いや、そこ笑うところでは無いよ?」
マックスは完全に酔っているようです。
マックス「ソース」
クライシス「醤油」
ウォルター「塩コショウ」
フルクラー「醤油+粗びき塩コショウ」
ここまではマックスの想定の範囲内であったのだが
デイジー「和風ドレッシング」
マックス「・・・和風ドレッシング・・・だと?」
デイジー「そうなんですよ。意外と会うんですよ!」
マックス「スカーフェイスの刺身醤油に勝るとも劣らない意外なものを・・・。何故和風ドレッシングをかけるようになったのか問いたい!問い詰めたい!小一時間は問い詰めてやりたい!!」
デイジー「きっかけは、元々目玉焼きとサラダを別々の皿にしていたものを、1つの皿にまとめたんです。その時、目玉焼きにかけていた醤油を、和風繋がりで和風ドレッシングにしたら美味しかったんですよ!是非試してみてくださいね!」
マックス「一時間も必要なかったか・・・無念」
こうして宴会は盛り上がってから幕を下ろしました。
その帰り道、デイジーが奇妙な歩き方をしています。その人間離れした歩き方を例えるなら・・・そう、昔流行ったデューク更家のウォーキング、あるいはジャッキー・チェンの酔拳の動きにに近い。
マックス「あの~酔拳の練習やってるの?」
デイジー「あ?出ちゃってますか?酔拳ww酔うと出ちゃうんですよ~酔拳がw」
やはり危険だ。
予想通り危険人物だった。
【翌日】
初心者であるデイジーのために、メンテナンス講習会を行うことになっていた。とりあえず、チェックアウト後、朝ご飯を食べにファミレスへ。フルクラーはマグロ丼、デイジーはフレンチトースト、マックスはスクランブルエッグ&トーストセットを注文。
ここで恐ろしい事実が・・・
マックス「大変だ!!!!」
フルクラー&デイジー「何!?どうしたの!?」
マックス「テーブルに醤油はあるのにソースが無い!!!」
フルクラー&デイジー「そこかい!!!」
スクランブルエッグにかけるソースがテーブルには置いていないのです。
マックス「フフフ・・・こんなこともあろうかと」
フルクラー&デイジー「ま、まさか?マイソースを持ってきていたの!?」
マックス「いや、無いよ。さあ食べよう」
と、何もかけずに食べ始めるマックス
フルクラー&デイジー「・・・・・・・」
その後、ホームセンターでメンテナンス用のウエス&ケミカルを購入してからメンテナンス講習会が行われました。
その様子はフルクラーが録画しており、いざというときに活用できるように編集するということです。
こうして楽しかったグルメポタリングも終わり・・・再びマッドマックスは一人無人の荒野へと姿を消すのであった。
その後、マッドマックスの姿を見た者は誰も居ない。