アイツが天国から還ってきた 夢幻のマッドマックス Millennium編

The goal of all life is death. 凄惨な事故による心肺停止状態から仮初めの命を与えられ、アイツが天国から還ってきた。アイツは夢か幻か?だがアイツは残り少ない時間を自ら削って死に急ぐ。これはアイツの命が燃え尽きて灰になるまでの記録である。この命の終焉の刻まであと僅か・・・全ては時の中に・・・

萩市内ふるさと祭り巡り#01 【記憶のキミへ】

ピピピッ♪

ピピピッ♪

ピピピッ♪

マックス「・・・しまった!」

アラームの音で目が覚めたマッドマックス

アラームの画面を見ると・・・

マックス「チィッ!間違って日曜日にセットしちまった!やれやれ・・・二度寝するか」

再び眠るマッドマックス。

 

おしまい♡

 

 

マックス「・・・・・・そういや何かを忘れているような・・・はて?」

前回のブログの中で次週の予告があったことを覚えているブログ読者が何人居るのだろうか?

マックス「そうだった。萩サイクリングに行くんだった」

天気は曇り

気温は微妙

まさにサイクリングにもってこいの気候だろう。

マックス「さっそく集合場所に出発するか!!」

はりきって出発するマッドマックス

いろいろあって集合場所付近までくると、そこにはどっかで見たことのある野郎が・・・

マックス「お前は!?・・・えっと・・・そうだ!・・・ス」

ヴァジュラ「ヴァジュラだ。俺の名前にという文字はどこにも無いぜ。いい加減名前くらい覚えろ」

マックス「ヴァジュラ・・・俺はお間にそっくりのヤツを知っている・・・でも、何故か思い出せない・・・」

ヴァジュラ「ほう?俺のそっくりの奴がいたのか。そいつは俺の生き別れの兄弟だったりしてな」

マックス「はいはい。まあ、深く考えるのは止めとくか」

果たしてマックスはと見間違えたのだろうか。

ヴァジュラ「ところでモンティナはどうした?」

マックス「あいつは仕事だよ。いくらカスタム専門店でも日曜日は忙しいらしい」

ヴァジュラ「あいつ仕事していたのか

集合場所には既に数名の参加者が集まっていた。

暫くするとSBPのメンバーであるクワトロとアプリコット、そしてアポリーが到着した。残念なことに今回はロベルトは不参加である。ロベルトファンの皆さんは次回に期待してくれ。

総勢18名の参加となった萩サイクリング

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 参加者の年齢層も様々であり、そのバイクも、ロードバイククロスバイク、フルサスマウンテン、電動アシスト自転車と多種多様である。

ヴァジュラ「これはY社製の電動アシストバイクか。時速24キロまでアシストしてくれるはずだな」

マックス「いいなぁ、俺も一台欲しいなぁ・・・」

そして出発前のミーティングが始まった。

当初は阿武川ダムを上流へ進んで行ったところにある龍宮茶屋のお祭りに参加する予定だったのだが、未だ紅葉が見れないためお祭りが延期となったとのこと。そこで、萩の各地で行われるふるさと祭りに行くことになったのだ。大雑把な流れは、むつみ、福栄、川上の順番である。

マックス「あれ?このルートは猫寺と被っているじゃないか!これは是非とも立ち寄らねば!」

ヴァジュラ「猫寺とは?」

マックス「ああ、お前は行った事なかったな。簡単にいうと猫好きにはたまらん場所ってことだ」

ヴァジュラ「なるほど、お前に説明を求めた俺が馬鹿だった

ということで、時間が有れば猫寺に立ち寄るというルートを主催者に提案したマッドマックスであった。

主催者もこの提案を快諾してくれた。

マックス「萩に来たら絶対に寄るべき場所!それは猫寺!それとODK技術研究センター!これはもう常識だな」

ヴァジュラ「ODK技術研究センター?何かの研究施設か?」

マックス「話せば長くなるんだがな。実は・・・」

そうこうしているうちに第一陣が出発していった。

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途中、休憩を挟んで最初の目的地猫寺に到着。

気温が絶妙で走り易かったですね。

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 マックス「ここに来るといつもテンション上がるんだよな~♪」

と言いつつ、1人で小躍りするマックス。

マックス「おお~猫発見!可愛いなぁ~♪」

猫寺のリアル飼い猫に大興奮するマックス

小躍りがいつの間にか阿波踊りなっているマックス。

 ヴァジュラ「おい、なんで1人で盆踊りを踊っているんだ?」

マックス「これが盆踊りなわけねーだろ!」

ヴァジュラ「ソーラン節か?」

マックス「やーれん♪そーらんそーらん♪」

それを遠くから生暖かく見守るクワトロ、アポリー。 

ヴァジュラ「いろいろな猫グッズがあるんだな。ん?この猫の生首はなんだ?」

マックス「生首じゃないっつーの!これは被り物だよ。中が空洞になっていて頭から被れるんだ」f:id:MAD-MAX:20191104192847j:plain

 マックス「俺のお気に入りの猫マスクは・・・あった!アプリコットはどれ被る?」

1人では寂しいのでそこらに居たアプリコットに白羽の矢を投げつける。

アプリコット「どの猫にしようかな・・・・えっと・・これにしよう!」

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マックス「ニャアアアァァァ~~!!!」

アプリコット「ニャアァァ!!」

ヴァジュラ「誰か翻訳してくれないか。俺、猫語は苦手なんだ」

残念ながら誰も翻訳してくれる人は居なかったのである。

マックス「しかし、いつの間にか猫の手も用意してあったんだな。段々充実していくなぁ~猫寺」

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次に、猫寺のリアル猫と戯れるマックス。

マックス「この猫可愛いなぁ~♡」 

さらに調子にのって外門で猫招きポーズ!

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 このブログのどっかに書いたと思うが、マックスはネコ派である。

その昔・・・マックスが子供の頃に一匹の猫を飼っていた。

 

走馬灯開始

 

それはある冬の出来事。

ある日、自宅の倉庫から物音がするようになったのだ。

最初は風のせいだろうと気にもとめなかったのだが、それが続いていたので調べることにした。

そこには・・・尻尾の長い猫が一匹。

その猫は人間を見ても逃げたり、騒いだりせず、静かに私を見つめている。どこかで飼われていた猫が捨てられてしまったのかもしれない。

寒空の外へ放り出すのもかわいそうだと思った私はそのままそっとしておくことにした。

その猫は、昼間は倉庫から出て、夜になると帰ってきているようだった。昼間は食べ物を探して外を歩き回り、夜になると倉庫に帰ってきて眠る・・・そんな生活をしているようだ。

私がその猫に餌を与え、飼うことにするまでにそれほど時間はかからなかった。

その猫には首輪とエレノアという名前を与えた。

楽しいときも、悲しいときも、苦しいときも、その人懐っこいエレノアと一緒に過ごすうちに、失ってしまった優しい心を取り戻していく。

そんな幸福な日々が続いていたある日・・・

 

走馬灯終了

 

 

そんなこんなで猫寺を満喫したマッドマックスと愉快な仲間達。

本当に時間が経つのを忘れるほどの癒しスポットなので、是非とも立ち寄ってね!

 

つづくよ♡