アイツが天国から還ってきた 夢幻のマッドマックス Millennium編

The goal of all life is death. 凄惨な事故による心肺停止状態から仮初めの命を与えられ、アイツが天国から還ってきた。アイツは夢か幻か?だがアイツは残り少ない時間を自ら削って死に急ぐ。これはアイツの命が燃え尽きて灰になるまでの記録である。この命の終焉の刻まであと僅か・・・全ては時の中に・・・

九州シクロクロス 第2戦 小竹ステージ 【SF社製自転車用ハイポテンシャルエンジンとは?】

みなさん、おはこんばんちは!

叩けばしか出てこない怪しさ100%で出来ているマッドマックスです💛

私自身、ここまで胡散臭い奴を今まで見たことがありません。

胡散臭さ世界選手権というものが存在するならばぶっちぎりで優勝する自信があります。

まあ、どこもかしこも埃だらけ~蹲って泣いててもはじまらないから~九州シクロクロスに参加します。

初めてのコースということでドキドキわくわくしていたのですが・・・が!

こともあろうにレース前日にが降り出したじゃあーりませんか?

マックス「呪われている・・・俺は呪われているのか?おお!神よ!神様!仏様!サタン様!この仕打ちはあんまりじゃね?

ヴァジュラ「何ぶつぶつ言ってんだよ。どうでもいいがお前って何教信者なんだ?」

マックス「フッフッフよく聞いてくれたな、ヴァジュラ!俺は自転車だ。財産もとっくの昔に自転車に売り渡しているのだよ♡」

ヴァジュラ「んなこと自慢するなよ、クレイジーな奴だな。自転車にどんだけ金をつぎ込んでいるか考えたことあるか?」

マックス「いやだ!!!いやだ!!!いやだ!!!考えたくない!!!それだけは!それだけは俺に聞くな!!聞かないでくれ!!考えると発狂して天国へ行きたくなるじゃないか!!」

とっくの昔にマックスが発狂しているの周知の事実である。何をいまさらいってんだか・・・。

ヴァジュラ「思考停止してやがるな。ダメだこりゃ」

マックス「それよりも、バイクの調整はどうだ?」

ヴァジュラ「このまえパンクしたタイヤだが・・・あれはもうダメだ。使い物にならんから別のタイヤと交換しておいたぞ。」

マックス「6000円のタイヤが一瞬で燃やせないゴミになったか・・・自転車狂は辛すぎるぜ・・・金が・・・湯水のごとく消えていく

 ヴァジュラ「何言ってんだ。お前が購入したSF社製ハイポテンシャルエンジンはもっと高価だろ。それも桁違いに」

マックス「・・・・」

 

というわけでマッドコンディションの中、スタート前のスマイルゼロ円を振りまくマッドマックス。

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そしてスタート!

マックス「いきなりハイポテンシャルエンジン全開!」

SF社製 SF-V8 SPEC02をレッドゾーンまで回して加速するKONA!

ホールショットを決めることに成功!!

ヴァジュラ「いいぞマックス。そのまま行け!我がScarFace社が開発したハイポテンシャルエンジンの性能を見せてやれ」

 

だがしかし!!!

 

芝生区間が終わって砂利の登りになるとリアタイヤズ~ルズ~ル滑る!滑る!

マックス「ぐわぁぁ~前に進まない!!」

砂利区間終了までに3人の選手に追い抜かれる。

ヴァジュラ「やれやれ、相変わらずトルクのかけかたが下手くそ過ぎだな。せっかくのハイポテンシャルエンジンが泣くぜ

マックス「クッ!これではSF社との業務提携契約が打ち切られる・・・」

ドロドロの上り坂をクリアすると、今度はグルグル区間に突入。

そこから芝生と粘土がミックスしたようなコースが続く。しかもアップダウンを繰り返しながら続く。

線路は続くよ~♪どこまでも~♪

心が折れそうになるも、子供たちが集団で応援してくれるので手を抜くことができない。

前回の大雨の中の深坂もマッドコンディションだったが、路面の荒れ具合、タイヤの取られ具合でいえば小竹の方が1レベル上のスーパーハードモードである。

さらに、芝がクランク、ディレイラースプロケ絡みつく!まとわりつく!ねっとりと!確実に!

ドライブトレインからカラカラ、カラカラと音が鳴り響く♪

この嫌がらせのような攻撃に対する怒りをブツケル場所が・・・・見つからない!

ということで、またいつものように呪いの言葉をつぶやきつづけるマッドマックス

マックス「早く終われ!早く終われ!!早く終われ!!!

そしてフィニッシュラインを通過するときに周回数を見ると・・・

マックス「残り・・・4周回だと!? 誰だ!?余計な事しやがったのは!!!

シクロクロスはファーストラップのトップの選手の通過タイムによって残り周回が決まるのである。

激速選手がいると、残り周回数が増えて地獄をみることになるのだ。

マックス「もう泣けてくるぜ・・・」

 その後、泥濘にハンドルを取られてフェンスに腕をこすり付けてジャージに穴が空くわ、直線区間でブースト加速したけど泥濘でハンドル操作を誤って落車するわ、いろいろありましたが・・・どうにかこうにか生きてゴールラインを通過することができました。

結果は2位でした。 

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 いきなりマイクを向けられ錯乱するマッドマックス

はっきり言おう!!

マッドマックスに気の利いたコメントなど期待しないでほしいと!!

むり!ムリ!無理!!かたつムリなんじゃあああ!!

日頃、人前でスピーチなんてやってないので恥ずかしいってのが大きいですね。

ここだけの話、マックスは恥ずかしがり屋さんなのです。

それと今回のブログの写真はODK会長のブルベンから提供してもらいました♪

この場をお借りしてお礼申し上げます!

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 マックス「いやあ、疲れたわ・・マジで疲れた・・・」

ヴァジュラ「このコースは休める区間が全くなかったからな」

マックス「お前の会社のエンジンのお陰でどうにかこうにか2位になれたよ。ありがとう、ヴァジュラ」

ヴァジュラ「気にするなよ、俺とお前の仲じゃあないか。」

マックス「どんな仲なのやら?」

ヴァジュラ「そうだ。お前にはまだ話してなかったんだが、本社から出向命令が解かれることになったんだ。来週には本社勤務に戻ることになった。いままで世話になったな」

マックス「・・・え?

 

次回、ブログは急展開!

ブログのレギュラーキャラとなりつつあったヴァジュラの突然の本社勤務命令!

ヴァジュラファンは見逃すな!