SWORD DANCER 【英彦山ヒルクライムタイムトライアル】
というわけで、我々取材班はイエティの足跡を追って南米へ飛んだのである。
飛行機で揺られること2時間弱
無事に英彦山へ到着した。
当初は雨予報もあったのだが、どうやら雨は降らないみたいだ。
しかし気温は高い。
高いと言うか高すぎる。おまけに湿度も高い。
もうそろそろ10月になろうという時期なのに何故!?
モンティナにニューマシンを預けてから、何気に某巨大ネット販売サイトを見ていると奇妙な商品に辿り着いた。
商品カテゴリー:ロードバイク用エンジン
SF社製
ハイポテンシャルエンジン
SF-V8 SPEC01
カスタマーレビュー:★☆☆☆☆
なんと・・・最近はロードバイク用のエンジンまで売っているのか!?
流石は天下の某AZ・・・凄い・・・凄すぎる・・・もはや売っていないモノは存在しないのではないだろうか?
ポンコツエンジンのマッドマックスを捨ててニューエンジンに載せ替える。
いや、それって自分自身を全否定することになるのでは?
要は自分を捨てるってことだろ。
悩む事0.05秒・・・蒸着か?
そこには下劣な笑みを浮かべながら、SF社製エンジンをカートに入れて、レジに向かうマッドマックスの姿が・・・。
マッドマックスも地に落ちたな
というわけで、マッドマックスのニューマシン&ニューエンジンのテストをするため、第29回英彦山ヒルクライムタイムトライアルへ参加することとなったのである。
フレーム:SWORD DANCER
エンジン:SF-V8 SPEC01
ホイール:MAVIC R-SYS(チューブラ)
タイヤ:TUFO
皆さんご存知のとおり、マッドマックスは上り坂では結構ダンシングを使います。
おっと、誤解の無いように説明しよう。頻繁に使うだけであって、上手でも、速くもありませんからね。そこ重要だからテストに出すぞ。
マッドマックスのダンシングをわかりやすく例えるなら・・・
ミミズが腹筋してのたうち回っている
あるいは
ミミズがブリッジしてのたうち回っている
という情景を思い浮かべて欲しい。
うん、意味不明だな。
これで理解できたら超能力者だ。
まあ、マッドダンシングとでも言おうか・・・とにかく奇妙な盆踊りをしながら登る悪い癖があるのだよ。
いやあ、暑いね。
このクソ暑い中、下手くそなダンシングを見せられたら益々暑苦しくなるってなもんですよ。
というわけ・・・ではありませんが、序盤は集団内でシッティング中心に大人しく走っていました。
で、平坦区間が終わっていよいよ本格的なクライムが始まる!・・・その瞬間!即座に必殺のマッドダンシングを繰り出して周囲の選手をビビらせましたとも。
例えるなら、空をかけるひとすじの流れ星・・・・じゃなくて、まるでミミズがムーンウォークしているような感じです。元々脚が無いのにどうやってミミズがムーンウォークするんだ?という質問は受け付けません。
その後もマッドマックスとソードダンサーのペアが奇妙なダンシングを繰り広げて登り続ける。
そしていろいろあってゴール。
タイムは43:00.93(Cクラス16位)
SWORD DANCER の完成度は高かったのだが、残念なことにAZでポチったハイポテンシャルエンジンの使い方がサッパリ解らなかった結果だろう。
いや、カスタマーレビューの★が1つという時点で怪しむべきであったのかもしれないな・・・。
レビューにはこのハイポテンシャルエンジンには構造的な欠陥があるとのこと・・・やっちまったな、俺・・・。
しかし微妙・・・なんとも微妙だ。
どうすんだよ、このグダグダ感・・・しゃーないなぁ・・・踊って誤魔化すか!!
さあ、明日に向かって・・・
レッツ・ダンシング!!!