アイツが天国から還ってきた 夢幻のマッドマックス Millennium編

The goal of all life is death. 凄惨な事故による心肺停止状態から仮初めの命を与えられ、アイツが天国から還ってきた。アイツは夢か幻か?だがアイツは残り少ない時間を自ら削って死に急ぐ。これはアイツの命が燃え尽きて灰になるまでの記録である。この命の終焉の刻まであと僅か・・・全ては時の中に・・・

闇が深くなるのは・・・

【マッドマックスが天国へ旅立ってから1年後】

遠い昔

遥か彼方の銀河系で・・・

 

 

アスファルトにタイヤを切りつけながら真っ暗闇な人生を走り抜け、チープなスリルに身を任せても明日に怯え続けているマッドマックスです・・・えっと、皆さんお久しぶりです。

とっくの昔にんでしまったと思われていたことでしょう。

むしろ、存在自体を忘れ去られている可能性もありますので改めて自己紹介します。

 

俺はマックス

荒野のマッドマックス

叩けば埃しか出てこない怪しさ120%で出来ているマッドな奴

他人(ひと)を欺き自分を偽り、嘘で塗り固められた人生を歩き続ける

無限に続く虚構と覚めることのない悪夢の中を彷徨うウォーキングデッド

etc 

 

モンティナ「よくもそこまで自虐的になれるもんだな」

マックス「ハァ、ハァ・・・今日はこのくらいで勘弁してやるか」

モンティナ「何か嫌なことでもあったのか?」

マックス「・・・わかる?わかってくれる?」

モンティナ「ああ。認めたくはないがお前とは長い付き合いだからな」

瞳に涙を浮かべるマックス。

鬼の目にも涙か!?

いや、彼には血も涙もないはずなのでこれはきっと汗なのだろう。

一方、もはや悪い予感しかしないモンティナは質問したことに激しく後悔しているようだ。

マックス「ちょっと聞いてよ!モンティナ!」

モンティナ「わかったわかった。からに聞き流してやるから話してみろよ、俺にだけ

マックス「それがさ・・・」

 

 

(内容は鬱陶しいので省略)

 

 

マックス「と、いうことなんだ。どう思う?」

モンティナ「・・・またか・・・」

マックス「ん?」

モンティナ「またお前は酔っているな」

マックス「馬鹿言え、俺は素面だ」

モンティナ「酒にじゃない。血の色をした夢にだ」

マックス「・・・」

モンティナ「昔、忠告しただろ。夢はいつか覚めるってさ。夢から覚めた後、お前はどうする気だ?」

マックス「・・・わからない。覚めた後に考えるよ」

モンティナ「お前がそこまで生きているかわからないから今聞いてるんだぜ」

モンティナから視線を逸らし考え込む。

マックス「そう・・・だな。夢を見たままくたばっちまうかもな・・・今度こそ」

 

 

【血の色をした夢】

マックスがマッドマックスになる以前の物語である。

自らの手で生存フラグを粉々にへし折り、代わりにあちこちに死亡フラグを立てまくるという暴挙に出てしまったマックス。

 

何故そんなことをしたのかという質問に対してマックスからは

マックス「太陽が眩しかったから・・・」

という意味不明の答えしか返ってこなかった。

 

今から遡ること7年前

それはある日曜の昼下がり

前日からずっと降り続いていた雨も止み、雲の隙間からは青空が見え隠れしていた。

雨の日はみんな地面を見るのね、という・・・

(中略)

 

 

というわけで、この話はこれ以上は需要がないし、マックスも作動不能になってしまったので、当ブログ中では比較的まともな登場人物である私(モンティナ)が引き継ぐことにします。

例のアレの影響で陽の光を浴びることもできず、ストレスがたまり正気を保つことが難しくなってきている世の中ですが、皆さん如何お過ごしでしょう?

マックスはというと、普段と変わらずギリギリの貧しい食生活を送っています。

アイツの場合は元々発狂しているようなものなので、これ以上何が起きても狂うことはないでしょう。

 

この先、まだいろいろあると思いますが

 

闇が深くなるのは夜が明ける直前であればこそ

 

と、どこかの誰かが仲間を励ますために言っていました。私も自棄を起こさないようにしようと思います。

今現在、不要不急の外出をしようものなら、近所の目が怖いし、国賊扱いされそうな気がする、と言うことで、マックスは普段乗りのクロスバイクをカスタマイズしているようです。

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なんのことはない、ルイガノクロスを普段乗り仕様にカスタマイズしただけなんですけどね。

元々はロードバイクだったものを無理やりツーリング仕様のクロスバイクに改造しており、それをさらにデチューンして通勤、買い物がより快適にできるようにしています。

長くなったので次回、詳しく説明します。