アイツが天国から還ってきた 夢幻のマッドマックス Millennium編

The goal of all life is death. 凄惨な事故による心肺停止状態から仮初めの命を与えられ、アイツが天国から還ってきた。アイツは夢か幻か?だがアイツは残り少ない時間を自ら削って死に急ぐ。これはアイツの命が燃え尽きて灰になるまでの記録である。この命の終焉の刻まであと僅か・・・全ては時の中に・・・

美味しいたい焼きを求めて大雨警報の中、荒野を彷徨うマッドマックス

既に一度死にかけて奇跡的に一命を取り留めただけであり、もう一回何かをやらかして、今度は本当に死んでしまっても誰も嘆きも悲しみもしないひとりぼっちなマッドマックスです。

良い子は俺のようになっちゃだめだぞ💛

マックスとの約束だ🎵

 

そんなこんなで強制労働に追われて、懐かしの天国が見え隠れしていたのですが・・・今日は極秘任務を与えられて外回りをしてきましたよ。

マックス「この大雨の中を外回りすることになろうとは・・・」

今は梅雨の真っ只中であり、クルマで回っている地域・・・具体的には山口県北部の萩市田万川地域大雨警報が出ているのである。

そもそも萩市へ出張なんて遠すぎて眩暈がするんですけどね。

土砂降りの雨の中、山口県島根県の境付近をうろつくマッドマックス。

マックス「ったく、なんでこんな日に外回りしてんだろう・・・俺」

午前中からあちこち回っており時刻は昼過ぎである。

マックス「疲れたし腹減ったな・・・どっかで食事にするか」

というわけで、近場の道の駅である【ゆとりパークたまがわ】にレッツゴーする。

ここに来た時によく利用する中心部のレストランは営業していないようだ。

マックス「レストランは休みか・・・ほかのお店に入るかな」

ということでほかのお店を見て回る。

大雨でどこもお客は疎らである。

マックス「どんなお店があるんだろう?・・・ん?」

マックスが自分の目を疑う。

そこには・・・

マックス「・・・たい焼き屋・・・だと!?」

そこにはたい焼きを作る設備が備え付けられたお店があったのである。

マックス「まさか・・・ここにたい焼き屋があったとは・・・知らなかった」

いままで注意してみていなかっただけであり、きっと昔からあったのだろう。

マックス「・・・でも、営業していないな・・・残念・・・残念過ぎるぞ・・・悔しい・・・」

せっかく大好物のたい焼き屋を見つけたのに食べることができない。

これほどの苦悩が他にあるだろうか?

いや!無い!

ショーケースにへばり付いている怪しい野郎がブツブツ言っているのを遠巻きからドン引きして眺めている通行人たち。

マックス「・・・ゴホン・・・他のお店を回ろう。えっと・・・あれはウナギ料理専門店か?値段は・・・・」

店の前のメニューを見る。

マックス「うぐ!?昼ご飯にこの金額はキツイ・・・他の店にするか」

今度はウナギ屋さんの隣の店を覗いてみる。

マックス「ここはお好み焼き屋か。お値段手ごろだしここにするか」

というわけで、今日のランチはお好み焼きに決定したのである。

注文したのは、ちょっと奮発して「広島風お好み焼きのデラックス」である。

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お好み焼きを食べるのは久しぶりである。

学生時代に広島風お好み焼きを食べに、広島県まで行ったのは良い思い出だ。

マックス「認めたくないものだな・・・自分自身の若さゆえの過ちというものは・・・」

ここのお好み焼きはとても美味しかったですよ!

お店の人もウィットにとんだジョークを連発していて面白かったです。いやあ、ファンになっちゃいそう💛

田万川に寄ったら是非寄ってみてくださいね。

 

マックス「さてと・・・日頃の強制労働のストレス解消・・・というか自分へのご褒美というか、たい焼きが食べられなかったので、せめてデザートでも食べるかな」

というわけで駐車場の中央にあるお店に入るマックス。

マックス「えっと・・・りんごソフトクリームを下さい」

というわけで、今度はソフトクリームを食べることに。

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外は相変わらずの大雨である。

テーブル席に座ってリンゴソフトクリームを食べる。

マックス「・・・!?美味い!!

このリンゴソフトクリームは想像を超える美味しさだったのである。

濃厚なリンゴ味がするのだ。

リンゴが練りこまれているのか、とても風味がよくて美味しい!

マックス「これはマジで美味しい!まさかこんなに美味しいリンゴソフトクリームに出会えるとは!」

たい焼きを食べることはできなかったが、美味しいお好み焼きとりんごソフトクリームを食べることができて大満足のマッドマックス。

 

こうして午後からの外回りをする気力を取り戻したマックスは、再び大雨の中、どこへともなくクルマを走らせるのであった。

その後、マックスの姿を見たものは誰もいない。