アイツが天国から還ってきた 夢幻のマッドマックス Millennium編

The goal of all life is death. 凄惨な事故による心肺停止状態から仮初めの命を与えられ、アイツが天国から還ってきた。アイツは夢か幻か?だがアイツは残り少ない時間を自ら削って死に急ぐ。これはアイツの命が燃え尽きて灰になるまでの記録である。この命の終焉の刻まであと僅か・・・全ては時の中に・・・

強制収容施設に放り込まれたマックス

〇年△月✖日

 

みなさん、おはこんばんちは~

この頃、寝ても覚めても血の色をした夢から逃れられずに自我崩壊を起こしているマックスです。

え?どんな夢なのかだって?

そんなの完全にR指定だからここで教えられるわけないだろ。

スプラッターやバイオレンスてんこ盛りで、心臓の弱い人はマジで危険な内容ですので悪しからず。

 

 

ここ最近、雨が続いていましたね。

大雨がアレだけ続いたのでそろそろ梅雨も終わりだと思いたいところです。

そんな時に、マックスに対して強制労働免除の連絡がありました。

 

マックス「うまい話にはがある。これはだな」

 

マックスの直感がこれを罠だと教えてくれています。

案の定、罠だったんだすがね。

猛烈に悪い予感しかしないのだが、指令書を読んでみる。

マックス「何?マッドマックスを強制収容所送りとする・・・だと!?」

ついにマックスの悪事の数々が発覚してしまったのか?

 

マックス「アレがばれたのか?もしかしてあのことが・・・・?まさか・・・・あれが見つかったなんてことは・・・」

強制収容所送りにされる原因が多すぎて特定できないマックス。

皆から胡散臭い奴だとは思われていたようだが・・・こいつは普段どんな生活をしているのだろうか?

きっと、胸を張って太陽の下を歩くことはできない危険人物だということは容易に想像できる。

 

マックス「そうか・・・いよいよ俺も年貢の納め時か・・・」

意外と諦めの早いマックス。

人間、諦めが肝心だと思う今日この頃。

マックス「もういい・・・強制収容施設だろうが捕虜収容所だろうが、何でも行ってやんよ」

ついにマックスの最後の時が迫る。

 

強制収容当日

 

空は微妙な天気だ。

マックス「まだ山口県は梅雨明けしてないんだよな。小雨が降りだしたし・・・」

クルマに乗り込んだ後に、を持ってきていないことに気づいたのだが、職場に取りに帰るのも面倒なのでそのまま出発する。

いつもなら昼ご飯に自作の弁当を持っていくところだが、収容所に冷蔵庫は無く、気温が上がることも予想されるために、近場のコンビニで傷みにくいパン等を買っていくことにする。

クルマを走らせること1時間強。

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強制収容施設に無事到着した。

南に向かって走ったのだが、いつのまにか空は青空に変わっていた。

マックス「あれ?こっちは晴れているじゃないか」

駐車場に車を止めて歩いて施設へ向かう。

マックス「久しぶりだな。ここに来るのは」

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強制労働の代わりに強制研修が命ぜられたマックスは、某研修施設送りにされたのであった。

マックス「強制労働と強制研修か・・・果たしてどっちがマシなんだろう?」

というわけで、とりあえず午前中の研修に臨むマックス。

施設自体は悪くはない。

というか、マックスの職場に比べると遥かに恵まれているといってよいだろう。

マックスの職場はエアコンの効きが悪すぎなのだ。

このため、夏は何もしなくても汗かきまくりで体力、気力を削り取られる。

まるで毎日、我慢大会やってるような職場環境なのだ。

 

しかもだ。

 

今年はマスク着用で仕事をしなければならないから最悪である。

そんなこんなで、涼しい部屋で何事もなく午前中の研修を終えることができた。

マックス「フフフ、今日のランチは俺の手作り弁当じゃないぜ!コンビニでいろいろ買ってきたからな!楽しみだな~♪」

自慢ではないが、マックスの手作り弁当はマズイのである。

基本、調理不要なものをタッパーに放り込んだだけだ。

で、今日のランチはこれだ↓

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サンドイッチ、たまごパン、チーズタコスである。

おにぎり系は、気温が高いと傷みそうなので買わなかったのだ。

しかし、今日の講義室の温度なら、おにぎり系でも大丈夫そうだ。

たまごパン、サンドイッチを食べ終えたマックス

最後にチーズタコスを食べようとした時!!

 

マックス「こ・・・これは・・・!?」

マックスが注意書きを読む。

マックス「電子レンジで〇分温めろ?」

そうなのである。

要はレンジでとろけるチーズを溶かしてから食べろということなのだ。

マックス「・・・しまった・・・こんなが仕掛けてあったとは。こいつは帰ってから食べるか・・・でも今食べたい。」

マックスがそのまま食べるか悩むこと2秒

マックス「レンジで温めなくても死にはしないだろ。食うぜ」

というわけで、とろけるチーズが全然とろけていないままワイルドにタコスに被り付くマックス。

マックス「・・・・び、微妙な味・・・というか・・・マズイ

そのまま食べたことを後悔するマックス

マックス「でも、食べ物を粗末にすることはできん。全部食べるぞ」

というわけで、微妙なタコスを完食するマックスであった。

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この施設はキチンと整備されているようだ。

プランターや花壇の花も手入れされている。

広い施設なのでいろいろ見て回るマックス。

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マックス「この芝生はいいな。もう少し涼しくなったらランチバスケットを持って遊びに来たら楽しそうだ。レジャーシートを敷いて昼寝するのも気持ちよさそうだしさ」

そんなことを考えながら午後からの研修へ向かうマックスであった。