アイツが天国から還ってきた 夢幻のマッドマックス Millennium編

The goal of all life is death. 凄惨な事故による心肺停止状態から仮初めの命を与えられ、アイツが天国から還ってきた。アイツは夢か幻か?だがアイツは残り少ない時間を自ら削って死に急ぐ。これはアイツの命が燃え尽きて灰になるまでの記録である。この命の終焉の刻まであと僅か・・・全ては時の中に・・・

【マッドマックス波紋疾走】#02 たまにはハッピーエンドでもいいよね?

5キロ経過

 

いつもならまともなペースで走れるのはこの辺りが俺の限界です。

 

で も ね

 

不思議なことに脚がまだ普通に動きます。

というか、まだまだ余裕がありますね。

 

マックス「あれ?なんか調子インテグラ!?」

 

いつも独りボッチで走っているのでわからなかったのですが・・・仲間とお喋りしながら走ると何だか苦にならないものなんですね💛

もちろん、ベッキーもミッシェルも余裕で走っています。

 

マックス「このままハーフを走り切れるかな?とりあえず10キロ地点まで様子を見よう」

 

しばらく順調に走っていたのですが、ここに来てスポーツドリンクがぶ飲みの影響がでてきました。

 

マックス「・・・やばい。スタート前に水分取り過ぎてトイレに行きたくなってきた」

 

緊急かつ深刻な問題が発生!!

 

ベッキー「そこら辺でしちゃあダメですよ!

 

ベッキーの言うことはいつも正論です。

いつも正論すぎて、俺は全く、1ミリも反論することができません。

 

マックス「・・・はい、我慢します・・・」

 

いやあ、いつもカッコ悪いマッドマックスです。

というわけで、トイレがあるところまで我慢です。

 

マックス「トイレ!トイレはまだか!?」

 

と、ある意味頑張って走り続けるマッドマックスです。

そして海岸沿いにトイレ発見!

勿論ダッシュで駆け込みます!

 

マックス「やれやれだぜ」

 

というわけで、無事に軽量化してからダッシュして集団に戻ることに成功しました。

そしてしばらく走るとアーケードに突入!

ここで補給することができました。

スポーツドリングが用意されていたのですが、紙コップがトールサイズでドリングが満タンになっていました。

 

マックス「サービス良すぎじゃね!?」

 

出された食べのもは皿まで食べるのがマッドマックスのです!

もちろん残さず飲みましたとも!!

それから某博物館を通り過ぎて10キロ経過しました。

脚の方は若干ハムストリングスに違和感が出てきましたが、まだいけます。

 

マックス「ベッキーとミッシェルは脚の調子はどう?」

 

ベッキー「まだ大丈夫かな」

 

ミッシェル「まだ行けますよ~」

 

流石、GUILD屈指の強さを誇るだけはあるなぁ・・・俺とは大違いだ。

その後も淡々と走り続けるます。

そして15キロを過ぎた頃・・・

 

マックス「ヤバイ・・・足に豆ができた・・・」

 

ベッキー「大丈夫ですか?いつもと違うシューズを履いたんですか?」

 

マックス「いつもの練習用シューズなんだけどね。全然長距離走ってないから完全に練習不足だね・・・豆がつぶれたら若干危険かも・・・」

 

予想どおり15キロを過ぎたあたりから故障がでてきました。

その後、豆がつぶれないように気を付けて走り続けて・・・・辛うじてゴールの有る施設まで戻ってきました。

 

と こ ろ が だ!

 

施設の敷地内は上り坂があるのですが、そこで頂上まで競争することにりました。

もちろん、超速いゲストランナーを含めて同時スタートということです。

 

え?マックスはどうしたか?

 

俺はマックス。

命知らずのマッドマックス。

そしてカインの遺志を継ぐ2代目BLACK WING

 

俺は敵に後ろを見せない!

 

というわけで、無謀にもスタートから全開走行開始!!

 

マジで!

 

ガチで!

 

本気モードでダッシュしました!!

 

中間地点まではトップをキープしていたのですが、そこから追いつかれてしまい、後半では軽々と逆転されてしまいました。

流石はゲストランナーはレベルが違い過ぎますね。

今では市民ランナーですらない俺なんて全く相手になりません・・・無念・・・

でも、最後のダッシュで全力を出し切れてよかったです。

 

こうしてマッドマックスのランニングは終わったのである。

 

正直に言うと、走る前は無様な姿を晒すことが目に見えていたので、憂鬱で憂鬱で仕方なく、スカーフェイスとトナカイの方に行くんだったと後悔していました。

 

で も ね!

 

GUILDの仲間や、他のチームのランナー、ゲストランナーと一緒に走ってみて、いろいろな話ができてよかったです。ランニングフォームやトレーニング、シューズの選び方等についても情報交換することができてとても勉強になりましたよ。

そしてなによりも・・・

 同じ趣味の仲間と走るのはとっても楽しかった♬

 

 

思えば・・・

俺はいつもひとり

俺はいつも孤独

暗闇の荒野にいつもひとりのマッドマックス

仲間と楽しくランニングすることなど皆無

 

実のところ・・・今期限りで本気で現役引退するつもりでした。

俺はもうチームの役には立たない戦力外だから・・・

でも、あと少し・・・もう少しだけ・・・続けてみようかな

 

 

こうしてイベントは無事に終わり・・・参加者が一人また一人と帰路につく・・・

最後の一人の姿が消えるのを見届けたマッドマックスは、再び一人寂しく暗闇の荒野へと姿を消すのであった。

その後、マックスの姿を見たものは誰もいない。

 

 

と 思 う だ ろ?

 

 

ところがどっこい!

今日は打ち上げ兼忘年会に参加してきましたよ~♬

f:id:MAD-MAX:20201213222354j:plain

このお店のお寿司はマジで美味しかった!

ネタが新鮮でコリコリしていますからねぇ~♬

皆さんご存じのとおり貧乏人のマックスは普段から貧しい食生活なので、こういう機会でもない限りお寿司など食べることができないのです( ;∀;)

 

アルコールに弱いことで定評のあるマックスは、ビール2杯でグダグダに酔っぱらってしまいました。

その後はコーラとお茶を飲み続けていたマッドマックスでした。

 

あれ?

 

めずらしく大団円じゃねーか!

 

 

 

いやあ、マジで参加してよかったよ💛

また参加したいな~♬

というのはここだけの秘密です。

じゃ♪